「Suicaのペンギン」生みの親 坂崎千春さんの誕生日 「チーバくん」など製作

丸目が愛らしい「ペンギン」は絵本から生まれました。

原点は「ペンギンゴコロ」

Large s

拡大画像

交通系ICカード「Suica」のペンギン(画像:JR東日本)。

 きょう12月29日は、イラストレーター・絵本作家のさかざきちはるさんの誕生日です。JR東日本の交通系ICカード「Suica」のマスコットキャラクターであるペンギンをデザインしたことでも知られています。

 さかざきさんとペンギンの関係は深く、Suicaサービス開始以前から3冊の絵本が出版されています。最初の「ペンギンゴコロ」(1998年、文溪堂)では「わたしのココロはペンギンの形をしている(略)ほかのペンギンにあこがれた日もあった/でも今はアデリーペンギンが気にいっている」と、著者の写し鏡のような存在とされたアデリーペンギン。絵柄もすでに現在の「Suicaのペンギン」につながる系譜が見られます。

「電通報」によると、当初ペンギンは導入キャンぺーンなど一時的な起用であったのが、人気の高まりをうけて、ICカードのデザインにも登場することになったとか。Suicaのキャラクター自体に名前は付いていませんが、絵本「ペンギンのゆうえんち」などに登場する、容姿の似たペンギンには「スイッピ」という名前が与えられています。
 
 さかざきさんは他にも千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」や「ちびゴジラ」、クロネコヤマトのイメージキャラクター「クロネコ・シロネコ」、ダイハツのCMキャラクター「カクカク・シカジカ」なども手がけています。

【了】 

【かわいい】いろいろな姿の「Suicaのペンギン」

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。