限界乗り継ぎ25時間! 中京・関西圏特急どれだけ楽しめる? 最後はサンライズで「Zzz…」

第19ランナー:関西空港22時5分発 南海電気鉄道「ラピートα10号」(乗車9分)

「はるか」のライバル、南海電気鉄道の「ラピート」に乗車します。「鉄人28号」と呼ばれることもある、個性的な顔立ちです。わずか210円で1+2列の「スーパーシート」に乗れるので、迷わず利用しました。

 わずか2駅なので乗車時間は9分。22時14分、泉佐野駅に到着です。

●第20ランナー:泉佐野22時29分発 南海電気鉄道特急「サザン66号」(乗車29分)

 ここからは、南海の最新車両「サザンプレミアム」に乗車します。空気清浄器も設けられている快適な特急です。なんば22時58分着。なお、泉佐野駅で下車した「ラピートα10号」にそのまま乗り続ければ、なんばには22時41分に着けるうえ余裕をもって乗り換えられるので、「限界に挑戦する」といったこだわりがなければ、「サザン66号」には乗らない方がよいでしょう。

●第21ランナー:なんば23時05分発 大阪メトロ御堂筋線「普通」(乗車8分)

 南海電鉄のホームから大阪メトロのなんば駅は遠くありませんが、7分乗り換えはきついものでした。先述の「ラピートα10号」に乗り続けなかったことを後悔します。梅田23時13分着。

 疲れた体に鞭打ち急ぎます。17・18番出口のエスカレーターを上がり南改札を出ると、斜め左側に大阪梅田駅東口に向かう階段とエスカレーターがあります。下りエスカレーターを降りると、阪神電鉄の駅です。

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阪神9000系の車内。乗車したのはロングシートだった。写真はイメージ(安藤昌季撮影)。

●第22ランナー:大阪梅田23時20分発 阪神電気鉄道「特急」(乗車31分)

 まだ最終ランナーではありません。乗車当日はロングシートの9000系による特急でした。有料でよいので、転換式クロスシートの9300系に乗りたかった……。神戸三宮23時51分着、いよいよ最終ランナーへと乗り継ぎます。

●第23ランナー:三ノ宮0時11分発 JR西日本・東海 寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」(乗車6時間57分)

 最後は寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」です。もう寝落ちを恐れる必要はありません。A個室寝台以外では、共用シャワーカードは売り切れてほぼ買えないため、あとは寝るだけです。B個室寝台「ソロ」でもぐっすり眠れました。東京駅着は翌朝7時8分着。

 ちなみに運賃・料金は、夜行バスを含め計5万3210円でした。なお指定席特急券の値段は販売時期により変動します。

【了】

【え…!】25時間の特急乗り継ぎルートです(路線図)

Writer: 安藤昌季(乗りものライター)

ゲーム雑誌でゲームデザインをした経験を活かして、鉄道会社のキャラクター企画に携わるうちに、乗りものや歴史、ミリタリーの記事も書くようになった乗りものライター。著書『日本全国2万3997.8キロ イラストルポ乗り歩き』など、イラスト多めで、一般人にもわかりやすい乗りもの本が持ち味。

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