米空軍「極超音速ミサイルの実験に成功」開発は難航! 中露との遅れは取り戻せるのか?

通常の防空兵器では迎撃不可。

マッハ7~8の極超音速兵器

 アメリカ空軍は2024年3月19日、AGM-183 ARRW(空中発射即応兵器)の発射実験に成功したと発表しました。

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発射実験を行うB-52。矢印が差す物体がAGM-183 ARRW(画像:アメリカ空軍)。

 同兵器はいわゆる、マッハ5以上の速度を誇る極超音速ミサイルの空中発射型に分類されるもので、B-52やB-1爆撃機から発射する目的のもとロッキード・マーチンで開発されています。

 発射されたミサイルの速度は明らかにされていませんが、将来的にはマッハ7~8での飛行が予定されているようです。

 極超音速ミサイルは従来の防空システムでは迎撃が困難とされおり、各国で研究・開発が進められています。ロシアに関してはすでに配備を行っており、空中発射型の「キンジャール」と艦艇発射型の「ツィルコン」をウクライナの戦場で使っています。また、中国も地上発射型の配備を進めていると噂されています。

 この分野に関して、多額の投資を行っている中露に対し、アメリカは後れる形となっており、開発も難航しています。

 アメリカ国内の報道によると、その差を一刻も早く縮めるべきと、国防総省はさらなる進歩を示すよう議会からも求められているとのことです。

【了】

【実験時の様子】B-29搭載されたアメリカ製の極超音速ミサイル(写真)

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