“タワーがない側”の長津田駅前 ロータリー整備の進捗は バス/タクシー/歩行者を分離へ

バスや送迎車両、タクシー、歩行者などでカオスでしたが…。

歩行者空間も確保

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長津田駅南口(画像:横浜市道路局建設部建設課)。

 横浜市の道路局建設部建設課は2024年4月、都市計画道路「長津田駅南口線」の整備について、3月末時点の工事進捗を公表しています。道路は長津田駅(緑区)の南口(JR側)から長津田駅南口入口交差点に至る延長約140mです。

 南口前は、バスの発着場やタクシー待機スペースがあるもののロータリーとはなっておらず、道路がそれらのあいだを縫うように通っています。加えて歩道も未整備で、クルマと歩行者による混雑が課題となっていました。

 車道を拡幅するとともに駅前広場やロータリーを整備し、長津田駅南口線には5mの、駅前には7mの歩道をそれぞれ整備します。建設課によると、用地取得率は97%、事業進捗率は80%とのこと。事業は2026年度までが予定されています。

 また整備効果として、駅周辺道路の混雑緩和やバスの定時運行、駅への送迎車の利便性向上、通勤・通学者をはじめとする歩行者の安全性向上を挙げています。

 ちなみに北口(東急側)にはタワーマンションが建っています。

【了】

見違える姿に! 長津田駅南口の整備後(イメージ図)

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