新幹線きっぷ、謎の「■■■■□□□□・・・・」 その意味と法則
東海道・山陽新幹線を使うとき、乗車券に「■」や「□」「・」が並んでいるのを見たことがある人も多いと思います。もちろん、やみくもに印字されているわけではありません。いったい、どんな意味があるのでしょうか。
三要素に分かれる「■□・」
東海道新幹線に乗ったとき手持ちのきっぷを見ると、「乗車券」という文字の下に「■■■■■■■■・・・・」などと印字されていた覚えがある人も多いと思います。もちろん、それには意味が存在。いったい、どのような“暗号”なのでしょうか。
「■」「□」「・」の記号は、その乗車券が新幹線と在来線、どちらを経由するのかを表しています。全部で12個並んでおり、4個ずつが、それぞれ左から東京~熱海間、米原~新大阪間、新下関~博多間の経由についてのものです。記号が3個ずつ計9個のきっぷもありますが、意味は同じです。
そして各区間に関し、東海道・山陽新幹線経由なら「■」、在来線(東海道本線、山陽本線、鹿児島本線)経由なら「□」、きっぷにその区間を含まない場合は「・」という表記になります。
たとえば、「東京~新大阪」を東海道新幹線で移動する乗車券なら「■■■■■■■■・・・・」、在来線の寝台特急「サンライズ出雲」で「東京~出雲市」を移動する乗車券なら「□□□□□□□□・・・・」、「名古屋~鹿児島中央」で東海道・山陽・九州新幹線が経路なら「・・・・■■■■■■■■」といった具合です。
前から疑問だったので勉強になりました。記事中の下線かどういう意味で付せられているのかちょっと気になりました。
記事に登録されているタグのようです。「JR東海」をクリックすると、JR東海に関連する記事が一覧表示されますね。
これが導入されることになった経緯はどんな事情からでしょうか?
国鉄時代なら新幹線も在来線も関係なかったのが、分割民営化によってどの会社の収入になるのかを明確にしなければならなくなったからですね。
しかしなぜ四角4個で表記することになったのかが不思議です。単なる記号と言ってしまえばそれまでですが、この表記法になった理由も掘り下げてほしかったです。
(引用始め)
(3)の新下関~博多間はJR西日本とJR九州とで運賃が異なる(たとえば新下関~小倉間の運賃は新幹線だと320円、在来線だと360円)ので、新幹線経由の普通乗車券で並行の在来線に乗ったり、逆に在来線経由の普通乗車券で新幹線に乗ったりすることはできません。
(引用終り)
とありますが、この区間は運賃は違っても、新幹線経由の乗車券で並行の在来線に乗れますし逆も可です。
新幹線→在来線の場合、差額の返金が必要でしたかね。
そのような取扱はありません。
区間変更扱い。
途中下車しなければ改札をすり抜けられる可能性はありますが。
「遠目からでもわかるよう記号化して新幹線車内での検札を素早く行うため」という理由がかけてしまっている浅い取材の記事である
時刻表の後ろに「新幹線と在来線が並行している一部の線区をご利用の場合、発着区間が同じでも経由によって運賃が異なることがあります。乗車券をお求めの際はご利用の路線や列車をご指定ください。」のくだりを具現化したちゅうこってしょ。
何回か自分でも試してみたけど、さっぱり分からない。
熱海東京間は別線扱いだと言われ運賃払わされそうになったよ