現役最古の電車が「キティ色」に 南海電鉄「HELLO KITTY LOVES すみよし」開催
定期的に運用されている電車で日本最古のものが、「ハローキティ」デザインになりました。大阪市の住吉エリアで行われるキャンペーンにともなうもので、住吉大社には「南海風ハローキティ」の巨大絵馬が登場するなど、さまざまなイベントなどが行われます。
昭和初期×「ハローキティ」
南海電鉄が2016年9月30日(金)、「HELLO KITTY LOVES●すみよし」(●はハート。以下省略)キャンペーンの開催記念セレモニーを実施。「ハローキティ」デザインにした阪堺電鉄のモ161形(166号車)を披露しました。阪堺電鉄は南海グループです。
このモ161形は、1928(昭和3)年に登場した路面電車タイプの車両で、定期運用されている電車としては日本で最も古いもの。そのモ161形のうち、166号車は茶色く塗られレトロな雰囲気を漂わせていましたが、このたび一転して、かわいらしいピンク色になりました。
このたび始まった「HELLO KITTY LOVES すみよし」キャンペーンは、南海電鉄が住吉大社(大阪市住吉区)協力のもと、実施するもの。住吉エリアの魅力を発信することで、女性や若年層をはじめとした多くの人々に来訪してもらい、同エリアを盛り上げることが目的といいます。
なお住吉大社は、阪堺電鉄の住吉鳥居前停留所、南海電鉄の住吉大社駅からすぐの場所にあり、全国に2300社あまり存在する住吉神社の総本社。初詣に例年およそ250万人もが訪れることでも知られる神社です。
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