銀座線3駅、歴史と地域性生かしたデザインに 着物、木調、ガス灯取り入れ 東京メトロ

東京メトロ銀座線・三越前、日本橋、京橋駅のリニューアルデザインが決定。それぞれ「着物の街」「橋の街」「時のギャラリー」をコンセプトに、2016年11月から順次、着工されます。

2017年に開業90周年を迎える銀座線

 東京メトロは2016年9月29日(木)、銀座線・三越前、日本橋、京橋駅(いずれも東京都中央区)の新しいデザインが決定したと発表しました。

 銀座線は1927(昭和2)年12月に、現在の一部区間である浅草~上野間2.2kmが日本で初めての地下鉄として開業。来年2017年には開業90周年を迎えます。

 これを見据え、東京メトロは銀座線全駅のリニューアルを推進中。今回の3駅も、駅ごとに歴史的背景や地域性などの特徴を表現するデザインとされました。

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銀座線・三越前駅ホームのリニューアルイメージ。柱は内側に仕込まれた着物の生地がライトアップされる(画像出典:東京メトロ)。

 三越前駅のコンセプトは「着物の街」です。改札口(渋谷方)は、1932(昭和7)年の開業時から残るアールデコ装飾を極力生かし、「歴史と現代が融合した存在感が際立つ空間を演出する」デザインに。ホームの柱は着物の生地が内側に仕込まれライトアップされます。リニューアル工事は2020年度以降に着手される計画です。

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