既存船が大化け? デザインは“国鉄117系を改造した”方! 箱根に新船デビューへ

箱根遊船の「SORAKAZE」です。

デザインは川西康之氏

Large 230222 nogizaka 01

拡大画像

新船「SORAKAZE」(そらかぜ)イメージ(画像:箱根遊船)。

 富士急グループの箱根遊船は2024年2月23日(金・祝)、新船「SORAKAZE」(そらかぜ)の運航を開始します。

「SORAKAZE」は既存船「はこね丸」をリニューアルしたもので、全長27.5m、全幅11.6m、総トン数は265トン。速力は11ノット(約20km/h)で、定員は550人です。「富士山や山々の大自然が広がる箱根・芦ノ湖の旅を、空と風と一体になって楽しんでいただきたい」という想いを込めて「SORAKAZE」と命名されました。

 特徴は、天然芝を敷き詰めた屋外デッキと、天然の蔦を這わせた船尾などの緑化デザインです。「湖に浮かぶ緑の公園」を象徴する空間だといい、水引風オブジェと相まって、富士山や芦ノ湖の自然と風景に調和するようになっています。

 船内には、靴を脱いでくつろげるキッズスペースやハンギングチェア、“ブランコ風”ベンチなどが備わります。1階はバリアフリー化され、車いすスペースや多目的トイレも設置されています。なお船のデザインは、JR西日本の特急列車「WEST EXPRESS 銀河」を手がけた川西康之氏によるものです。

「SORAKAZE」は1日10便が運航予定。時間は午前9時20分から16時までです。箱根関所跡港~元箱根港~箱根園港~箱根関所跡港間を、約40分かけて運航します。運賃は決定次第、箱根遊船のウェブサイトで告知されます。

【了】

おぉ、全然違うぞ! 新船「SORAKAZE」をイッキ見

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。