幸せの黄色い電車? 「西武らしい電車」がメトロ、東急方面へ初登場

西武の地下鉄直通用車両6000系を黄色くラッピング。それにより「西武」らしい黄色い電車が初めて、都心や横浜方面に出現します。ただ1編成しかないため、出会えるとラッキーかもしれません。またラッピングにあたり「クハ」の文字が入るなど、こだわりを感じられるものになっています。

地下鉄に直通できなかった黄色い電車

 「西武電車」らしい黄色い電車が初めて、東京メトロ線や東急線横浜方面へ出現することになりました。2015年4月18日(土)から西武の地下鉄直通用車両6000系の車体色が、西武らしい黄色になるからです。17日(金)、小手指車両基地(埼玉県所沢市)で黄色へお色直し中の6000系が報道陣に公開されました。

ラッピングにあたりしやすさなどを考慮し、戸袋窓(乗降用ドアを収納する部分の窓)がない編成を選んだという(2015年4月17日、恵 知仁撮影)。

 鉄道会社や路線ごとに、その象徴となる「色」を持っている例はよく見られます。「西武の電車」といえば「黄色」を思い浮かべる人も多いでしょう。

 しかし、西武線と直通運転を行っている東京メトロ有楽町線、副都心線、東急東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線で、その色を見ることはできません。西武の地下鉄直通用車両6000系はグレーに青帯の電車で、「らしい」黄色の電車は地下鉄区間を走れないからです。

 そのためこれまで東京メトロ線や東急線内で、西武らしい黄色い電車は走っていませんでした。しかし今回、6000系が黄色くなったため、見るからに西武らしい電車が都心部や横浜方面も走れるようになった、というわけです。

 ただ、黄色くなるのは6000系電車の全25編成中、1編成だけ。西武鉄道の手老さんは「乗れて良かったと思ってくれれば」と話します。出会えるとラッキーな「幸せの黄色い電車」になる、かもしれません。

 ちなみに京急には車体が黄色く「西武電車に似ている」といわれる「京急イエローハッピートレイン」が走っていますが、それには1000形という電車の「1057編成」という車両が使われています。対し、今回登場する西武の「黄色い6000系電車」は、6000系という電車の「6057編成」。たまたま下二桁がかぶったそうです。

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