幸せの黄色い電車? 「西武らしい電車」がメトロ、東急方面へ初登場

「クハ」や旧社章を追加

 ラッピング作業で最も大変なのは、車両と車両の連結部分だそうです。配管などの細かい部分を上手く切り抜かねばならないほか、車両を切り離せないため、狭い場所で作業することになるからといいます。「車両の連結部分までやらなくても」と思うかもしれませんが、「お客さまから見えるのでこだわって」(西武鉄道、手老さん)、細かいところまでラッピングしたそうです。

 側面にある車両番号の表記も、手が込んでいます。今回、ベースになった6000系は車体に「6057」といった数字が青い切り文字で貼られていますが、その部分だけ黒でラッピング。モデルの2000系と同様、黒字になっています。また6000系には「クハ(運転台付き普通車)」といった表記はありません。しかしこの点についても「黄色い電車」化にあたり、2000系と同様「クハ」と書かれています。西武鉄道の旧社章があるのもポイントです。

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持たれているのは西武「黄色い電車」の色見本。背後に停車している「黄色い電車」2000系とも色合いが違う(2015年4月17日、恵 知仁撮影)。

 色合いについても、難しいところがあったようです。実際の黄色い電車は塗装で黄色くなっており、今回のはラッピングです。また塗装は経年で色合いが変化していきます。

 そうしたなか100種類ぐらいの色見本から、「新車のイメージ」で今回の色が選ばれたとのこと。確かに最初見たときは鮮やかな印象もありましたが、「新車」のイメージと聞き「なるほど」と思いました。

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