「消防局」で15年活躍した「中古のスカイライン」がついに引退 30年前の車両の来歴に「ウルっときた」SNSが涙したワケ

仙台市消防局が、15年間にわたって使用してきた日産「スカイライン」の引退を発表しました。

震災後の仙台を走り抜いた「R33スカイライン」

 仙台市消防局は2026年6月17日、同局が15年間にわたって使用してきた日産「スカイライン」(R33型)の引退を発表しました。

Large 20260621 01

拡大画像

仙台市消防局が使用していたのと同型の日産「スカイライン」(乗りものニュース編集部撮影)

 R33型スカイラインは1993年8月にデビュー。スカイラインシリーズとしては9代目のモデルであり、全車3ナンバーサイズへとボディを大型化したのが特徴です。反面、小型化によるスポーティさを強調していた先代「R32型」ほどの支持を得るには至らず、1998年に登場した10代目「R34型」では、再びダウンサイジングに踏み切りました。

 仙台市消防局の投稿写真によると、同局で運用されてきたR33型スカイラインは、1996年のマイナーチェンジ以降に販売された後期型4ドアセダンである模様。このマイナーチェンジでは前後のデザインが大きく変更され、よりスポーティなイメージが強調されたのが特徴です。

 そして、このスカイラインは新車時から仙台市消防局に配備されていたのではなく、“中古車”になってから運用された珍しい経歴の持ち主でもあります。

 きっかけとなったのは、2011年に起きた東日本大震災。津波の被害により自動車が不足していたなか、宮城県外から寄贈された車両だったそうです。

 投稿には「ありがとう・スカイライン」の表題が付けられており、「震災時に県外の方から寄贈され、以降、当局航空隊の連絡用車両として活躍してきたスカイライン。15年間無事故で走り抜き、この6月で引退します。復興とともに走ってくれたスカイライン、心からありがとう」と綴られています。

 投稿には翌18日までに1400件超のリポスト、6900件近くのいいねが集まりました。

 また震災から15年、そして製造から約30年という長い期間を走り切ったスカイラインに対し、「ウルっときた」「震災の辛い時にありがとうございました」「人知れず活躍していたのがまたかっこいいです! お疲れ様でした!」「寄贈された方も喜んでおられると思います。仙台市消防局の皆様におかれましても、どうぞご安全に!」といったコメントも寄せられています。

【写真で見る】「辛い時期」を支えた消防局のR33型スカイライン

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  4. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  5. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  1. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  2. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス