じわり人気「ツヤ消しマット」の車体色 「目立つ」「かっこいい」 しかし維持は大変!

光沢感を抑えたマットカラーのクルマが少しずつ増えています。バイクではラインアップが増え、クルマでも欧州においては主流になりつつあるといいますが、じつは維持が大変という側面も。今後、広まりを見せるのでしょうか。

バイクではすでにレギュラー色に クルマは?

 クルマやバイクの塗装といえば、つるんとした光沢のある塗装が一般的ですが、近年、黒などを中心にツヤを消した「マットカラー」が増えているようです。

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マットブラックのメルセデスAMG「E 53 4MATIC + Edition 1」。メルセデス・ベンツはマットカラーのモデルが増えている(画像:メルセデス・ベンツ日本)。

 ヤマハによると、バイクでは他社も含め、ここ4~5年くらいのあいだでマットカラーの機種を多く投入しているといいます。

「マットカラーは欧州では全体的なトレンドのひとつともなっています。もはや特別な色というよりも、黒はマットブラックのみでラインアップされているものもあるなど、レギュラーの色となりつつあります」(ヤマハ)

 アフターケア用品各社もマット塗装専用のクリーナーを相次ぎ発売するなど、ヤマハの担当者はその勢いを肌で感じているそうです。では、クルマではどうでしょうか。

 たとえば、メルセデス・ベンツやBMWがマット塗装の特別車を多く投入しているほか、国産メーカーでもコンセプトモデルを中心にマットカラーを用いるケースが見られます。

 メルセデス・ベンツ日本によると、「以前からマットカラーを限定車あるいは特別仕様車として投入することがありましたが、近年はそれが増えており、一部モデルでは通常ラインアップの有償オプションとしてマットカラーを選べるようになっています」と話します。

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