じわり人気「ツヤ消しマット」の車体色 「目立つ」「かっこいい」 しかし維持は大変!

人気のきっかけは? 欧州の世界的メーカーに聞く

「欧州では、自動車のマットカラーは市民権を得てきています。いくつもの欧州自動車メーカーが、量産色として継続採用しています」

 このように話すのは、ドイツを本拠とする化学メーカー、BASFジャパンの担当者です。そのきっかけはどこにあるのでしょうか。

「2005(平成17)年にメルセデス・ベンツが、「CLKカブリオレ」にファッションデザイナーのジョルジオ・アルマーニとのコラボレーションで内外装を仕立てたモデルを投入しましたが、それがきっかけだと思います。限定モデルですが、エクステリアカラーにマットシルバーを採用しました。これ以後、同社では色の展開がされ、徐々に増えていったほか、ほかのメーカーもマットカラーを採用し始めました」(BASFジャパン)

 BASFジャパンによると、マットカラー自体は2005(平成17)年以前から可能で、過去に特別色として採用した自動車メーカーもあっただろうといいます。ただ、マットカラーを魅力的だと思うエンドユーザーがある程度現れた(市場のニーズが出てきた)時期に、マットカラーのモデルを紹介し、タイミングが合ったために、ここまでのトレンドに発展したと推測されるとのこと。新技術や新しいデザインは、市場のニーズが出てくるタイミングより、早すぎても遅すぎても受け入れられるのが難しい傾向があるのだそうです。

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メルセデスAMG「GT-R」。色名は「Green Hell Magno(グリーンヘルマグノ)」(画像:メルセデス・ベンツ日本)。

 そして現在、メルセデス・ベンツでは「Magno(マグノ)」とつくカラー名がツヤ消し仕様のもので、なかでもグレー系が多いそうです。「色の選択肢が多い(スポーツ系サブブランドである)AMGのなかには、グリーンやブルーのツヤ消し仕様もあります」(メルセデス・ベンツ日本)といいます。

テーマ特集「【トリビア】なぜその色? 乗りものの色、どんな意味がある?」へ

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