「トイレまで“使える”だと…?」伝説の豪華車両がレストランに転生 空間と味の「再現度」にまさかの涙
2026年5月、東京都清瀬市の清瀬中央公園で、かつてJRの寝台特急「北斗星」などに連結されたこともあった豪華車両「夢空間」を活用したレストランが開業しました。
「ガチ復刻」を体験
清瀬中央公園の「夢空間」2両は、新車のように輝いていました。後でスタッフに伺ったところ、「客車としての機能は全て復元した」とのことで、冷房も多くの保存車両のような家庭用クーラーの後付けではなく、車両の冷房を使用しています。ラウンジカー、食堂車の水回りも直接水道を接続しているそうですが、外から見ても配管が見えないよう、美しく配置されています。
レストラン「清瀬『夢空間』」の営業時間は、11時から21時30分まで。食堂車ではランチとディナーのコース料理が、ラウンジカーではスイーツとお茶が提供されます。かつて大阪の交通科学博物館で、ナシ20形食堂車などが厨房を使って営業を行った事例はありますが、「現役時代の完全再現」に挑んだ事例はありません。
食器もナルミと交渉して、廃盤となっていた現役時代のものを復刻。ラウンジカーと食堂車のじゅうたんも、元の柄を調査して復元し、「現役時代の夢空間」という食堂車文化を徹底的に再現したものです。
筆者(安藤昌季:乗りものライター)は、ライフワークとして全国の保存車両を座席鉄の視点で巡っていますが、ここまで完璧な保存・再現は一つもないと感じます(「動く」という意味で、小坂鉄道レールパークの寝台車のみが匹敵すると思います)。
5月8日時点ではオープニング体制とのことで、食堂車は全て予約制。ラウンジカーでは予約なしでスイーツが提供されています。スイーツのサイドメニューには清瀬市の名産が提供されており、市のアピールにも寄与しています。





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