海自の潜水艦が発射した魚雷が「揚陸艦へ突進」 雷跡を上空から捉えた珍しい写真が公開される
海上自衛隊の潜水艦が役した揚陸艦「ジュノー」を魚雷で撃沈する瞬間を捉えた写真が公開されました。
強力な長魚雷が揚陸艦に向かって突き進む
海上自衛隊はこのほど、アメリカ主催の多国間共同訓練「ヴァリアントシールド2026」において、潜水艦が標的艦となった揚陸艦「ジュノー」へ向けて発射した長魚雷の雷跡を捉えた写真を公開しました。
6月22日から7月1日まで実施された「ヴァリアントシールド」は、アメリカ軍が西太平洋地域において隔年で行っている実動訓練で、日本やグアム島の周辺などで実施されました。2024年から多国間共同訓練となっており、自衛隊が参加するのは2回目です。
海上自衛隊は揚陸艦「ジュノー」を撃沈した潜水艦の艦名を明らかにしていません。ただ、アメリカ海軍は「ヴァリアントシールド2026」に、海上自衛隊のたいげい型潜水艦「じんげい」が参加したことを明らかにしています。
「じんげい」は、たいげい型潜水艦の3番艦として三菱重工神戸造船所で建造され、2024年3月に就役したばかりの潜水艦です。主要装備は艦首に装備した6門の魚雷発射管で、ここから最新の「18式魚雷」や対艦ミサイル「ハープーン」を発射することが可能です。
長魚雷の雷跡を捉えた写真が公開されるのは珍しいケースです。また、「ジュノー」が艦尾に魚雷を受け、凄まじい水柱が立ち上がる様子を撮影した写真も公開されています。
ちなみに、現代の魚雷は基本的には敵艦に直撃させるわけではなく、艦の真下で爆発させ、その衝撃波で船体のキール(竜骨)を真っ二つにして沈めます。
アメリカ海軍は「ジュノー」を標的艦とするにあたって、PCB(ポリ塩化ビフェニル)、石油残留物、その他の汚染物質などの有害物質を完全に除去するなど、徹底した事前処理を施したとしています。





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