『紅の豚』キャラが実在? 100年前の日本を沸かせたイタリア複葉機の縁 なぜか空自浜松に保存 読み込み中... 拡大画像 日本到着後の歓迎時に貰った花と日の丸小旗を手にしたフェラーリン中尉。将校服の右腕には、イタリア陸軍航空部隊章が確認できる(吉川和篤所蔵)。 拡大画像 航空自衛隊浜松広報館で展示されているS.V.A.9型機。木製/羽布張りのオーソドックスな設計であったが、合板張りの胴体はシンプルな構造ゆえに頑丈で、長距離飛行を影で支えていた(柘植優介撮影)。 拡大画像 1920年2月14日、イタリア初の飛行場であるローマのチェントチェッレ飛行場から極東飛行に向けて飛び立つ直前のS.V.A.9型機(吉川和篤所蔵)。 拡大画像 極東飛行を行ったフェラーリン中尉のS.V.A.9型機。極東飛行型は上翼上面の増設タンク等により燃料330リットルを搭載、通常型の倍にあたる8時間あるいは1000km弱の飛行が可能であった(吉川和篤作画)。 拡大画像 1920年5月31日、東京の代々木練兵場に到着した2機のS.V.A.9型機を讃えて発行された日本の彩色絵葉書。絵柄は同時着に見えるが、実際はマシェロ機に15分遅れてフェラーリン機は到着した(吉川和篤所蔵)。 この画像の記事を読む