スペインでは「エース」続々 中国では短命 東西で真逆のイタリア戦闘機 日本軍機の撃墜記録も 読み込み中... 拡大画像 中華民国空軍第8戦闘機隊所属のCR.32型「801」号機と革ジャンバーに飛行帽姿の戦闘機隊指揮官のチェン・ヤウウェイ中尉。後ろの複翼上にはイタリア製のサルバトール型パラシュートも見える。同中尉は8月15日にCR.32型で日本海軍の九六式陸上攻撃機を共同で1機撃墜しており、戦後は中将にまで昇進している(吉川和篤所蔵)。 拡大画像 左主翼上面に青天白日の国籍マークを描いた、中華民国空軍第3航空群所属のフィアットCR.32型複葉戦闘機。スペイン市民戦争でも活躍した同機は、中国戦線でも戦果を挙げている(吉川和篤所蔵)。 拡大画像 第2次大戦へのイタリア参戦後の1940年7月、北アフリカのリビア・トブルクに駐留した第50航空団第12航空群第160飛行隊の隊長であったドゥリオ・ファナーリ大尉機。イタリア空軍ではG.50型やMC.200型などの新型戦闘機の配備の遅れから、CR.32型やCR.42型と言った旧式の複葉戦闘機が、まだ数の上では主力であった(吉川和篤撮作画)。 拡大画像 スペイン上空でパトロール飛行を行う、第16戦闘航空群「ラ・クカラチャ」所属の2機のCR.32型複葉戦闘機。主翼や尾翼の義勇航空軍を示すXマークや胴体に描かれた逆三角形の部隊マークが見える(吉川和篤所蔵)。 拡大画像 CR.32型複葉戦闘機の前でポーズを取るマリオ・ヴィシンティーニ候補生。胴体中央には、義勇航空軍所属の第16航空群「ラ・クカラチャ」のゴキブリをモチーフにした逆三角形の部隊マークが見える(吉川和篤所蔵)。 拡大画像 1937年、南京郊外のジュロン飛行場に展開した中華民国空軍第3航空群第8戦闘機隊所属のフィアットCR.32型複葉戦闘機「806」号機。機体は下面も含めて全てオリーブグリーン系単色で塗られ、主翼上下に国籍を示す青天白日マークと胴体後部に白帯が、垂直尾翼に青色と白色のストライプが描かれた(吉川和篤作画)。 この画像の記事を読む