現存唯一!? 激レア「2シーター零戦」ついに再公開 正式ではない “現地改造型” 一体どう誕生したのか 読み込み中... 拡大画像 栄一二型エンジンにカウリング(カバー)が付けられて、当時の姿に戻った零戦二一型。胴体下には長距離飛行を可能にした落下式の増槽(追加燃料タンク/330リットル)が見える(吉川和篤撮影)。 拡大画像 左側後部から見た複座改造零戦のコクピット内部とオリジナルの計器盤。射爆照準器は失われ、機首の機銃もダミーになっている(中村泰三氏撮影)。 拡大画像 少し上から見下ろした零戦二一型の複座改造機。追加された偵察員用の後部座席や延長された風防などの形状が良く判る。またグレー色の機体下面色が水平尾翼に向けて斜めに上がる塗り方は、中島飛行機製の特徴であった(吉川和篤撮影)。 拡大画像 右側斜め後方から見た複座改造零戦。垂直尾翼には、ラバウルに駐留した「二五三空」の所属を示す「53-122」の番号が描かれている。また機体の軽量化のために着艦フックは外されている(吉川和篤撮影)。 拡大画像 機体の分解・組立て時に撮影された胴体内部。左側写真が後部から尾翼側を見たもので、右側写真は後方から追加された偵察員用の後部座席を見たもの。その前にある操縦席後方の酸素ボンベは通常4本であるが2本となり偵察員に回され、パイロット用の2本は主翼内に格納された(中村泰三氏撮影)。 拡大画像 偵察員用の後部座席前のパネルにもわずかながら計器が付けられており、左から速度計(破損により推測)と酸素発生剤流量計および高度計であった(中村泰三氏撮影)。 拡大画像 機体の手前には、第二隔壁や前部風防と共に航空機研究家の中村泰三氏により復元された零戦二一型の計器盤が展示されている(吉川和篤撮影)。 拡大画像 アメリカで開発されて三菱重工がノックダウン生産したシコルスキーS-58ヘリコプター。展示機は南極観測隊で使われて、樺太犬「タロー」と「ジロー」の救出も行った(吉川和篤撮影)。 拡大画像 同航空博物館のもうひとつの目玉展示である、戦後に開発・製造された国産初の旅客機YS-11。ターボプロップエンジンを搭載して、40年以上に渡って国内線で活躍した(吉川和篤撮影)。 拡大画像 茨城県筑西市の乗りものテーマパーク「ユメノバ」にある、「科博廣澤航空博物館」で展示される零式艦上戦闘機(零戦)二一型の複座改造機(吉川和篤撮影)。 拡大画像 1942(昭和17)年10月26日にサンタ・クルーズ諸島沖で行われた南太平洋海戦において、空母から発艦する零戦二一型(吉川和篤所蔵)。 拡大画像 筆者の見学当日に同行して、ラバウルで発見された零戦の実物外板を手にしながら展示機の解説を行って頂いた、航空機研究家の中村泰三氏(吉川和篤撮影)。 この画像の記事を読む