「廃線」が超人気アトラクションに! 線路を“自力で走る”ガッタンゴーを体験 まるで「快速列車」気分!? 読み込み中... 拡大画像 「まちなかコース」の概略図(公式ウェブサイトより)。 拡大画像 「まちなかコース」の拠点・集合場所は、旧奥飛騨温泉口駅。駅舎は現役時代そのままの姿で活用されている(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 旧プラットホームを活用した、ガッタンゴーの乗り場。写真は車両がいない状態(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 待合室には、芸能人がサインをしたヘルメットが並ぶ(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 待合室で出発を待つ。口頭による事前の説明はなく、チラシやホワイトボードで確認(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 いよいよ乗車。並んでいるのは、今回乗車した「観覧シートセット」で、ガッタンゴーのメイン車両だ。センターには1人が座れるほか、シート下に小さな荷物を入れることが可能(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 下車後、出発のシーンを撮影。オートバイを使用したレールバイクにスタッフが乗って先導する(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 「まちなかコース」には途中駅が2つあるが、そのひとつが旧神岡大橋駅。旧奥飛騨温泉口駅から約0.8kmの距離にある。開業は神岡鉄道の開通と同じ、1984(昭和59)年10月。 拡大画像 旧神岡大橋駅を過ぎると、長さ352mの第二神岡トンネルに突入。前車が見える距離で走ることが大切だが、看板にもあるとおり、追突防止のため車間距離50m以上を推奨する(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 トンネル内はとても涼しい(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 トンネルを抜けると、神岡の町を見渡せる高架橋を走る(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 高架橋に設けられた、現役時代の雰囲気が残る旧飛騨神岡駅を通過。つい停まりたくなるが、ガッタンゴーでは途中停車は禁止だ。開業は1966(昭和41)年。当初は飛騨船津駅と称した(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 旧飛騨神岡駅を過ぎると、第一神岡トンネルに入る。長さは524mもあり、しかもカーブしているため、途中は自転車のライト以外は真っ暗に。出口の光が見えてほっとする(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 トンネルを出た右側には、神岡鉱業の威容を確認できる。神岡鉄道は、国鉄神岡線時代から神岡鉱山から産出される硫酸を輸送していた(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 旧神岡鉱山前駅に着いたとき、ちょうど神岡鉄道で使用されていたKM-100形「おくひだ号」の体験運転が行われていた。次はこれにチャレンジしたい(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 体験運転が旧神岡鉱山前駅に到着。山間に、ディーゼルカーの小気味良いエンジンサウンドがこだまする(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 KM-100形は神岡鉄道開業に合わせて投入されたディーゼルカーで、製造コストを抑えるために各部に廃車発生品を用いていた。DT22形台車は、国鉄キハ20形からの流用(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 いっぽうエンジンは新造されており、三陸鉄道36-000形などと同じ、230psを発生する新潟鐵工所製「6L13AS」型を搭載していた(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 構内からは、神岡鉱業を中心とした町の様子を見ることができる。案内板も設置(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 車両はその場で180度回転可能。スタッフが向きを変え、旧奥飛騨温泉口駅に戻る準備を行う(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 いざ復路に向けて出発(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 気温が高いが、風は涼しくて心地よい。ペダルも重くなく、上り坂もスイスイだ(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 ふたたび旧飛騨神岡駅を通過。旧神岡町の中心街に位置していた。高度成長期の昭和の風情を色濃く伝えるコンクリ駅は、むしろ貴重になりつつある(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 沿線には、手作りの看板がいくつも備えられ、気分を盛り上げる(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 鉄道ファンなら、勾配標を見て「今、勾配がどのくらいあるか」と知るのもの楽しみだ(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 約45分かけてスタート地点に帰ってきた。車両は再整備されて、12時の回の乗車を待つ(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 旧奥飛騨温泉口駅前には、神岡鉱山で使用されていた電気機関車や人車、立山砂防で活躍したディーゼル機関車が仲良く保存されている(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 旧奥飛騨温泉口駅前には、神岡鉱山で使用されていた電気機関車や人車、立山砂防で活躍したディーゼル機関車が仲良く保存されている(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 旧奥飛騨温泉口駅は2002年に新しい駅舎に移り、神岡線廃止後もガッタンゴーの基地として使用されているが、その裏には初代駅舎が残っている(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 国鉄神岡線の開業前には神岡鉱山の鉱物輸送を行う「神岡軌道」が存在したが、1967(昭和42)年に全廃となった。旧奥飛騨温泉口駅構内には、立山砂防のディーゼル機関車・無蓋車と、神岡鉄道の有蓋車を保存する(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 構内には、他にも保存車が置かれている。こちらは神岡鉱山・茂住鉱で使っていた10人乗り人車で、1975(昭和50)年頃に神岡鉱山が製造したとのこと(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 旧飛騨大橋駅にも、神岡鉱山の車両が保存されている(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 旧神岡町から国道472号方面に抜ける県道75号沿いに、「トロッコ駅 とうげ」という施設があり、ここにも神岡軌道の貨車を置く(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 こちらは1950(昭和25)年川田工作所製の有蓋車。車内には、神岡軌道に関する展示が行われていた。車体には「フ16」と記載があるが…(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 こちらも「フ16」。神岡軌道の緩急車で、車内に手ブレーキを残す。これが正しいフ16のはず。長らく茂住峠に放置されていたもので、ここに移設・復元したようだ(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 奥飛騨温泉口駅のガッタンゴーと、KM-100形(左奥)。センターのシートには、「観覧シートセット」チャイルドシートのレンタル・取付けも可能。予約画面から選ぶので、乗り込む前にはすでに装着されている(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 前輪は固定されているので手を離してもOK。ペットボトルホルダーの装備はありがたいが、折り返すまでトイレがないので、その点は要注意(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 旧奥飛騨温泉口駅の駅舎内には、神岡鉄道に関する資料を展示(遠藤イヅル撮影)。 この画像の記事を読む