「はかた号」はかくて「キングオブ夜行バス」になった 何度も荒波乗り越えた30年 読み込み中... 拡大画像 西鉄便の初代専用車、三菱P-MS729SまたはU-MS729S(いずれも西工SD-II)は、3次にわたって計6台導入。写真は3次車で、細部の改良が施されている。閑散期には「はかた号」以外の夜行路線に投入されたことも(須田浩司撮影)。 拡大画像 2代目専用車、三菱U-MS821Pおよび三菱KC-MS822P(いずれも西工92MC SD-II)は1994年から1997年にかけて5次にわたり計9台導入。1次車(1台)はサロン席なしで導入されたが、2次車以降はサロン席が復活した(須田浩司撮影)。 拡大画像 3代目専用車、三菱KL-MS86MP(西工02MC SD-II)は2003年12月に2台導入。この代からサロン席が廃止され、標準的な夜行高速仕様車(3列独立シート28人乗り)に。他路線への運用も考慮し、「HAKATA」のロゴなしで導入された(須田浩司撮影)。 拡大画像 4代目専用車、三菱KL-MS86MP(西工02MC SD-I)は2005年夏に2台導入。3代目専用車と比較して車高が若干低いタイプのボディを架装している。また、この代をもって、西工(西日本車体工業)製「はかた号」専用車両の導入は終了となった(須田浩司撮影)。 拡大画像 5代目専用車、三菱エアロクイーンI(PJ-MS86JP)は2次にわたって計3台導入。この代から三菱純正の車両が導入されることになる(須田浩司撮影)。 拡大画像 6代目専用車、三菱エアロクイーン(BKG-MS96JP)は2008年から2009年にかけて計4台導入。モデルチェンジした三菱純正の車両が導入され、「はかた号」以外の夜行路線にも運用されていた。いまも九州島内路線などで現役(須田浩司撮影)。 拡大画像 過去の続行便の一例。三菱U-MS729S(西工SD-Ⅱ)。1990年代後半、お盆や年末年始の帰省シーズンには、多数の続行便を従えて運行する姿が見られた。「ムーンライト号」などで活躍していた車両も多数続行便に駆り出されていた(須田浩司撮影)。 拡大画像 運行開始当時に共同運行していた京王の「はかた号」初代専用車(須田浩司撮影)。 拡大画像 1995年夏に導入された京王便の2代目専用車。後部サロン席が廃止され、標準的な夜行高速仕様車(3列独立シート28人乗り)になった(須田浩司撮影)。 拡大画像 個室型プレミアムシートを初採用した先代(8代目)の「はかた号」専用車両(須田浩司撮影)。 拡大画像 「はかた号」30年の簡易年表(須田浩司作成)。 拡大画像 現行(9代目)の「はかた号」。プレミアムシート、ビジネスシートとも質感や乗り心地が向上している(須田浩司撮影)。 拡大画像 西鉄の「はかた号」初代専用車(須田浩司撮影)。 拡大画像 3クラス制の車内が売りであった7代目「はかた号」専用車は2階建て車両。現在は引退している(須田浩司撮影)。 この画像の記事を読む