「国内最速のフェリー」後継船の内部がスゴい! 龍宮城みたいな没入型スクリーンルームも 今冬に就航へ

国内フェリーで初となる設備も。

舞鶴~小樽航路の新造船「けやき」船内イメージが公開

 新日本海フェリーは2025年8月7日、舞鶴~小樽航路に投入する新造船「けやき」の就航日を2025年11月14日(金)の小樽発舞鶴行きに決定したと発表。船内のイメージも公開しました。

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新造船「けやき」(画像:SHKライングループ)

 現在の小樽~舞鶴航路の船舶「はまなす」「あかしあ」は、いずれも2004年に就航しています。全長224.8m、総トン数1万6897トン、航海速力は通常船型としては日本最速の30.5kt(約56km/h)を誇ります。トラック158台、乗用車65台を積載。旅客定員は746名です。

 一方、「けやき」は、全長199.0m、総トン数約1万4300トン。主機は8540kWを4基備え、航海速力は28.3kt(約52km/h)となります。トラック約150台、乗用車約30台を積載し、旅客定員は286名です。船体規模をダウンサイジングし、速度を抑えることでより経済的な運航が可能となります。

 船内は、京都の歴史をコンセプトにしたデザインとなり、国内フェリーで初となるプロジェクションマッピングを駆使した没入型コンテンツ「龍宮」が導入される予定。コース料理を提供するグリルレストラン「大江山」や、2層吹き抜けのフォワードサロン「白竜」など、京都や丹後ゆかりの名称や意匠を取り入れた設備も設けられます。また、船上Wi-Fiサービス「フェリーWi-Fi」を活用し、全客室で高速Wi-Fiが利用可能になる予定です。

【画像】船内スゴッ!これが新造船「けやき」の内部です

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