WW2イタリア「特攻ボート」の戦果とは? 観光艇改造“生還前提”の体当たり 日独に影響 読み込み中... 拡大画像 M.T.M.型による攻撃の図解。突撃ボートは時速30ノット(約55km/h)以上で敵艦に突入、艇首のトリガーバーが衝撃を小型信管に伝え小爆発が船体を二つに破壊、沈没後約6mの深度に達すると水圧式信管により主爆薬が爆発した(吉川和篤作画)。 拡大画像 連続写真で見る突撃ボートの攻撃方法。搭乗員は敵艦に向けて舵を固定して、目標への距離90m以内で操縦席後部の折畳み式救命筏を外して背面から脱出。無人の爆装艇が敵艦に突っ込み二段階発火が起こる間に筏に乗り、衝撃波をやり過ごす(吉川和篤所蔵)。 拡大画像 1941年3月、クレタ島スダ湾で停泊中に2隻のM.T.M.型突撃ボートによる攻撃で大破し、その後擱座したイギリス重巡洋艦「ヨーク」。爆発の被害で副砲塔や艦橋が破壊されている(吉川和篤所蔵)。 拡大画像 第2次世界大戦中の1941年3月、M.T.M.型突撃ボートの攻撃によって大破したイギリス海軍の重巡洋艦「ヨーク」(画像:バンクーバー公文書館)。 拡大画像 高速でデモ走行するM.T.M.型突撃ボート。搭乗員は操縦席から乗り出して折畳み式救命筏に腰掛けているが、これは脱出前の状態で、通常は中に座り頭だけ出す(吉川和篤所蔵)。 拡大画像 M.T.M.型突撃ボートD型「8B」号。透視カラーになっている艦首の赤い円筒は330kg爆薬を、後部の緑は95馬力エンジン、水色は搭乗員を示している(吉川和篤作画)。 この画像の記事を読む