東京駅ホームにあった「妙に古い柱」は巨大ターミナルの100年を知っていた 読み込み中... 拡大画像 5・6番線ホーム有楽町寄り、一般人が立ち入りできる場所へ行くと、古レールで組まれた梁がまだ残されていた。この先は立入禁止である(2023年1月、吉永陽一撮影)。 拡大画像 濃緑色に塗装された部分は架線柱となっている柱である。数字は柱番号でこれは23番。屋根の梁を支える土台部分はレリーフ状の装飾が施されている(2009年6月、吉永陽一撮影)。 拡大画像 5番線側。進入する山手線外回りのE231系500番台と架線柱。屋根の梁を支える「頬杖」と呼ぶ曲線の部材が美しい(2009年6月、吉永陽一撮影)。 拡大画像 4番線から見た5番線と架線柱。円形の装飾と玉ネギ状の飾りが優雅な演出をする。ビームの位置はもともと高い(2009年6月、吉永陽一撮影)。 拡大画像 ホームの中間地点付近にあった架線柱。もう1か所は鉄製の梁を支えていたが、こちらは戦後に建設された木製の梁を支えていた(2014年11月、吉永陽一撮影)。 拡大画像 架線柱以外の鉄柱は、ほかの柱と同じ白系に塗られていた。この柱は13番。鉄製の梁(トラス状の構造)を支えており、開業時から残っている部分である(2014年11月、吉永陽一撮影)。 拡大画像 有楽町寄りの階段付近にあった架線柱。若干外側に傾いているように見えたが気のせいだろうか。これらの柱は下部もシンプルな飾りがある(2014年11月、吉永陽一撮影)。 拡大画像 13番柱は鉄製の梁がプツッと途切れている。2015年の段階で新しい屋根と柱が完成し、既に役目を終えて解体を待つ。開業時を知る“生き証人”の最後の姿(2015年10月、吉永陽一撮影)。 拡大画像 細かい鋳鉄の装飾も見納め。架線柱の上部と頬杖部分を仰ぎ見る。ペンキが剥げて地色が露出していた(2015年10月、吉永陽一撮影)。 拡大画像 保存されている鉄柱は、2022年11月より駅改良工事の仮囲いができており、2023年1月の段階でもまだ見学できない状況である(2023年1月、吉永陽一撮影)。 拡大画像 日中の姿。電車も人々も足早で忙しなく動き回るホームにじっと100余年も屋根を支えてきた柱があった。屋根は既に新しいものとなり撤去を待っている状態(2015年10月、吉永陽一撮影)。 拡大画像 左右の柱と梁を結んで支えるT字型のアングル。これらも開業時からのもので、接点にはレリーフ状の装飾があって細部まで抜かりない(2009年6月、吉永陽一撮影)。 拡大画像 鉄柱以外の部分は戦後復旧時の木製。撮影時は屋根架け替え準備工事が開始されており、仮設の柱で組まれて物々しかった。背後のE217系「東海道線仕様」が懐かしい(2014年11月、吉永陽一撮影)。 テーマ特集「【特集】なんだこれ? 全国の鉄道「珍風景」ヘンテコでも実は理由あり!」へ この画像の記事を読む