日本時代の表記そのまま! 世界唯一「ブルートレイン夜行」に乗る 国際列車へ抜擢されたワケとは 読み込み中... 拡大画像 「B寝台」の表記が残る車内。レールのジョイント音を聞き、車体が小刻みに揺れる洗面所でこの中扉を見つめていると、過去の様々な旅が思い出される(2025年2月10日、吉永陽一撮影) 拡大画像 クルンテープ・アピワット中央駅にて停車中の133レ。凸凹編成である。非冷房車は車体断面が小さく、日本の車両のほうが大きく見える(2025年2月10日、吉永陽一撮影) 拡大画像 133レと134レの牽引機関車は中国製のQSY型だ。荷物車とスタッフ控車の次にA.N.S.238(オハネフ25 139)が連結されている(2025年2月10日、吉永陽一撮影) 拡大画像 A.S.C.103(オハ14 76)の車内。シートは鮮やかな赤だ。減光はしない。毛布が配られるとはいえ、クーラーの効きがよすぎるのでダウンジャケットなど暖かい格好は必須だ。よく冷えて窓ガラスが曇るほど(2025年2月10日、吉永陽一撮影) 拡大画像 タイ仕様となったB寝台。寝台のモケットが鮮やかな赤色となり、カーテンは金色である。慣れれば気にならない。寝台人数分のコンセントが増設されたのは嬉しい(2025年2月10日、吉永陽一撮影) 拡大画像 B寝台上段の眺めも懐かしい。毛布とシーツが用意されている。開放式寝台列車に乗車したことのない若い世代にとっては、タイでの体験が初となることだろう(2025年2月10日、吉永陽一撮影) 拡大画像 上段の楽しみは寝台から顔を出して、通路を俯瞰して覗くこと。折り畳み式の座席も赤色である(2025年2月10日、吉永陽一撮影) 拡大画像 各寝台には栓抜きが残されている。飲酒禁止なので瓶ビールはご法度だが、あえて瓶の飲料を持ち込んで体験する楽しみもある(2025年2月10日、吉永陽一撮影) 拡大画像 ノンカイ駅を発車した133レは友好橋へと差し掛かる。橋の幅はさほど広くはない。列車が走るときは道路通行を止めている。友好橋は国境手前まで歩くことが可能だ(2025年2月10日、吉永陽一撮影) 拡大画像 友好橋を渡るウドンタニ行きの間合い運用列車。A.S.C.103(オハ14 76)(2025年2月10日、吉永陽一撮影) 拡大画像 タイとラオスは列車以外に連絡バスで往来可能だ。京都府からラオスへ寄贈された元・京都市営バスも大活躍している(2025年2月10日、吉永陽一撮影) 拡大画像 ビエンチャン(カムサワート)駅は行政区の中心部からやや離れた地に開業した。高速鉄道ビエンチャン駅とも離れているため、タクシーなどを使う。改札口で入出国手続きを行う(2025年2月10日、吉永陽一撮影) 拡大画像 ビエンチャン(カムサワート)駅にて発車を待つ134レ。利用者はタイ人以外にも外国人観光客の姿も目立つ。車両は元「あさかぜ」用のA.N.S.240(オハネフ25 301)だ。荷物室が特徴(2025年2月10日、吉永陽一撮影) 拡大画像 ビエンチャン到着後の列車はタイ・ウドンタニ往復の間合い運用に入る。この友好橋は1994年にオーストラリア支援によって架橋された(2025年2月10日、吉永陽一撮影) 拡大画像 133レと134レは非冷房車を多く連結する。133レはノンカイ駅到着後にほとんどの車両を切り離し、134レで連結してバンコクへ戻る(2025年2月10日、吉永陽一撮影) 拡大画像 ノンカイ駅に到着した133レは、ホームで出国手続きを行う。窓口が少なく、みるみるうちに長蛇の列となるため早めの行動がよろしい(2025年2月10日、吉永陽一撮影) 拡大画像 134レは国境を渡り、乗客はイミグレーションを行うため長時間停車をする。ノンカイ駅にて。列車注意喚起の絵が生々しい(2025年2月10日、吉永陽一撮影) 拡大画像 134レのイミグレーションで長時間停車中の過ごし方には注意したほうが良い。ノンカイ駅にはシャワーが無いとのこと。コンビニ風の商店はある。あとは駅前の食堂が空いていれば食事が可能。ただし、入国手続きを早く済ませないと長蛇の列となって時間が無くなる(2025年2月10日、吉永陽一撮影) 拡大画像 134レでバンコクへ戻る。朝、寝台のカーテンを開けると朝焼けの美しさに息を飲んだ。開放式B寝台のこういう光景は日本で味わえなくなってしまった(2025年2月10日、吉永陽一撮影) 拡大画像 朝は寝台の片付け作業が入る。寝坊していると起こされるので注意。職員の手さばきは見事で、あっという間に寝台リネンが片付かれていく(2025年2月10日、吉永陽一撮影) 拡大画像 14系・24系は臨時列車や団体列車に充当されている。バンコク・トンブリ発着の団体列車用に24系が使用された。大変珍しいとのこと(許可を得て撮影) 拡大画像 定期列車に連結された24系の団体列車。泰緬鉄道・ナムトック線の景勝地アルヒル桟橋の木橋を24系が渡る(2025年2月10日、吉永陽一撮影) 拡大画像 ビエンチャン(カムサワート)駅で発車を待つ134列車。客車はA.S.C.103(オハ14 76)。ホームは低い。快速夜行列車という響きは、夜行列車がほぼ全滅した日本人鉄道ファンにとって郷愁を誘うことばだ(2025年2月10日、吉永陽一撮影) 拡大画像 タイ~ラオス国境の友好橋を渡る133レ、ビエンチャン行き。橋は併用軌道である。列車で国境を渡るのは、四方を海に囲まれた日本人にとって新鮮な気分だ(2025年2月10日、吉永陽一撮影) 拡大画像 A.N.S.238(オハネフ25 139)の車内。ブルートレインを体験した者にとっては、この空間に立った途端に懐かしさがこみあげてくるだろう(2025年2月10日、吉永陽一撮影) 拡大画像 ラオス中国鉄道はビエンチャンと中ラオ国境のボーテンを結ぶ。将来、バンコクまで結ばれる計画だ(2025年2月10日、吉永陽一撮影) この画像の記事を読む