アメリカより先行っていた!?「日本初の四駆」富士山の麓で快音を奏でた!「唯一無二のエンジン音、ぜひ聞いて」 読み込み中... 拡大画像 V型2気筒エンジンを回す「くろがね四起」。エンジン前方では、強制空冷用のファンが回っている。通称の「くろがね」は日本内燃機のオート三輪のブランド名から、「四起」は4輪起動(4輪駆動)に因んでいる(吉川和篤撮影)。 拡大画像 正面斜め上方から見た九五式小型乗用車。特徴的な小判型のフロントグリル上の陸軍の星章の上には、「くろがね」の文字が入った小型の円形プレートも見える(吉川和篤撮影)。 拡大画像 左斜め後方から見た「くろがね四起」。小型で丸みを帯びた2ドアのボディ形状が良くわかる。ナンバープレートの数字は開発年に合わせて、「1935」となっている(吉川和篤撮影)。 拡大画像 助手席側から見た運転席にはハンドルや計器盤、変速機から伸びるシフトレバー(4速)が、後方には1人乗りの座席が見える(吉川和篤撮影)。 拡大画像 南方戦線でアメリカ軍に鹵獲・使用される、くろがね四起の後期型。大型化したボディやボンネットの形状が良くわかる(吉川和篤所蔵)。 拡大画像 陸軍技術本部が発行した雑誌「軍事と技術」1940(昭和15)年11月号に掲載された日本内燃機株式会社の広告には、くろがね四起が宣伝されていた。(吉川和篤所蔵)。 拡大画像 駒門駐屯地の創立記念行事において隊舎の前で展示される、実物の九五式小型乗用車の前期型と九五式軽戦車(吉川和篤撮影)。 拡大画像 九五式軽戦車もエンジン始動のデモンストレーションを行い、その度に多くの観客が集まって熱心に見学していた(吉川和篤撮影)。 拡大画像 2025年4月18日、静岡県御殿場市の陸上自衛隊駒門駐屯地で行われた創立記念イベントで展示された、実物の九五式小型乗用車「くろがね四起」(吉川和篤撮影)。 拡大画像 太平洋戦争前の1939(昭和14)年頃に野戦重砲兵連隊で使用されている「くろがね四起」の前期型。ヘッドライトには、回転式で破損防止用のカバーが見える(吉川和篤所蔵)。 拡大画像 海外でのレストアを終えて日本に里帰りを果たした九五式軽戦車(ハ号)。現在、新たに里帰りした九七式中戦車の新砲塔チハ車がレストアを待っている(吉川和篤撮影)。 この画像の記事を読む