「えっ!?ラストフライト!?」 “ギネス級最強エンジン”搭載の「特別なJAL機」退役に惜別の声集まる 「一番好きでした」

JALの公式SNSアカウントは2025年11月20日、同社で運用されていたボーイング777-300ER「JA732J」が、定期便ラストフライトを迎えたと投稿しました。この投稿に、多くの反響が寄せられています。

ラストはシドニー便

 JAL(日本航空)の公式SNSアカウントは2025年11月20日、同社で運用されていたボーイング777-300ER「JA732J」が2025年11月20日をもって、定期便ラストフライトを迎えたと投稿しました。この投稿はXで21日午前10時30分時点で、10万を超えるインプレッションを記録しており、多くの反響も寄せられています。

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ラストフライト時のJALのボーイング777-300ER「JA732J」(画像:JAL)。

「JA732J」は2004年にJALに納入され、おもに長距離国際線を担当してきました。また退役まで、同社が所属する航空連合「ワンワールド」のロゴが入った特別塗装機となっていました。同社旅客便としての最終フライトは20日羽田着のJL52便(シドニー発羽田行き)で、232人の乗客を乗せ、17時頃に羽田空港へと到着しています。

 JALの777-300ERは全長73.9m、全幅64.8mもある大型の機体で、最大航続距離は約1万4000kmにおよび、搭載するゼネラル・エレクトリック社製の「GE90-115B」エンジンは、「世界でもっとも強力なターボファンエンジン」としてギネス記録に認定されています。なおJALの777-300ERは後継機である「エアバスA350-1000」の導入にともなって、順次退役が進められています。

 公式アカウントの投稿を見たXユーザーからは「ノーマル塗装の方が貴重なJA732Jが引退か」「夢を与えてくれてありがとう」「JAL B777-300ERの中だったらこのJA732Jが一番好きでした」「ワンワ塗装はなーんか特別な飛行機な気分だったなー」「えっ!?ラストフライト!?」といったコメントが寄せられています。

 なおJALによると、JA732Jは「今後退役整備を行い、2026年2月頃フェリーアウトする予定」とのことです。

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