日本唯一にして最後の「信号機」を使う本州最北の私鉄 “アナログの装置”を動かすということ 読み込み中... 拡大画像 金木駅の信号テコは駅舎内にある。上下線場内信号機2基のテコが見える。作業光景は駅員の邪魔にならないよう気をつけよう(2025年5月、吉永陽一撮影) 拡大画像 上り列車が津軽五所川原駅へ到着する直前、場内信号機が見える。腕木は反位、青を現示している(2025年5月、吉永陽一撮影) 拡大画像 津軽五所川原駅のホームから望遠レンズで見た腕木信号機。この信号機は道路上から観察できる。往来の車に注意しよう(2025年5月、吉永陽一撮影) 拡大画像 夕方になりつつある曇天、太陽の淡い陽光が腕木信号機を照らす。津軽五所川原駅場内信号機(2025年5月、吉永陽一撮影) 拡大画像 津軽五所川原駅場内信号機。列車通過後に定位、赤を現示する。その瞬間をスローシャッターで狙う。右側はJR五能線の信号機で、かつての腕木式信号機の土台も残る(2025年5月、吉永陽一撮影) 拡大画像 津軽五所川原駅場内信号機。隣のJR五能線はキハ48系の「リゾートしらかみ」が走り去っていく。岩木山の頂が望めた(2025年5月、吉永陽一撮影) 拡大画像 津軽五所川原駅場内信号機と岩木山。8月後半には地元の方が植えたキバナコスモスが満開となり、腕木信号機の良いアクセントとなる(2025年5月、吉永陽一撮影) 拡大画像 金木駅の信号テコを戻す駅員。上下列車のタブレットとスタフ交換、信号扱い、客扱いなど、駅員1人でこなしている(2025年5月、吉永陽一撮影) 拡大画像 金木~津軽中里間はスタフ閉塞。駅員は上り列車到着後にスタフを預かり、この下り列車に渡す(2025年5月、吉永陽一撮影) 拡大画像 津軽五所川原~金木間はタブレット閉塞。下り列車発車後に閉塞器から鐘の音が鳴り、駅員が応答している。この作業後に下り信号テコを倒す(2025年5月、吉永陽一撮影) 拡大画像 金木駅の信号テコ。下り場内信号機のテコが下がった状態。両方いっぺんには倒せない構造となっている。許可を得て撮影(2025年5月、吉永陽一撮影) 拡大画像 金木駅の信号テコは「1条鉄索式」と呼ばれる種類。テコ底部のドラム部分に信号機へつながるワイヤーが固定されている。許可を得て撮影(2025年5月、吉永陽一撮影) 拡大画像 金木駅。信号テコから伸びる上り場内信号機用のワイヤーは下りホームの真下を通り、上下線間の地中を直角に曲がって伸びる。この蓋の中にワイヤーがある(2025年5月、吉永陽一撮影) 拡大画像 金木駅。上り場内信号機のワイヤーは踏切の下を潜り、直角に上り線を潜ったら中空になって延びる。いくつものポールはワイヤーを支えるもの(2025年5月、吉永陽一撮影) 拡大画像 金木駅の上り場内信号機は駅舎から約300m離れている。貨物輸送が賑わしい頃はここまでが構内で、貨車の入れ替えが行われていたという(2025年5月、吉永陽一撮影) 拡大画像 金木駅の上り場内信号機の細部。踏切の下からワイヤーが現れ、ポールと滑車に支えられて中空を延び、奥の腕木式信号機へとつながる(2025年5月、吉永陽一撮影) 拡大画像 金木駅の下り場内信号機をホームから見る。地中から現れたワイヤーがポールと滑車に支えられる。降雪寒冷地ならではの光景である(2025年5月、吉永陽一撮影) 拡大画像 金木駅の信号テコ。下り列車到着後、左側の下り場内信号のテコを定位へ戻し、今度は右側の上り場内信号テコを反位へと倒す。許可を得て撮影(2025年5月、吉永陽一撮影) 拡大画像 金木駅下り場内信号機。上り列車の最後尾から撮影したので定位の赤を現示している。この信号機は築堤上にあって一般人は近づけない(2025年5月、吉永陽一撮影) 拡大画像 1962(昭和37)年の金木駅空中写真。上側で左カーブする付近に上り場内信号機がある。右手の学校はまだ津軽森林鉄道の貯木場で、津鉄の引込線もある。金木駅構内配線も現在とかなり異なる(国土地理院地図・空中写真閲覧サービス、1962年5月8日、五所川原より拡大加工) 拡大画像 津軽五所川原駅場内信号機。上り列車が金木駅を発車後に腕木が降りて青を現示。列車が通過していく(2025年5月、吉永陽一撮影) この画像の記事を読む