兵庫の平野に蘇った「九七式艦上攻撃機」空母関係ない場所になぜ?「紫電改」に次ぎ登場 読み込み中... まだ館内の仕上げが終わっていない「soraかさい」の天井から、低めに吊り下げられた九七艦攻。その全幅15.5mの大きな主翼やアルミ板を張った構造のリアルな外観に注目(吉川和篤撮影)。 天井から吊り下げられるとあまり見えなくなる3人乗りのコクピットも軍装着たマネキンが座った状態できちんと再現されており、パイロットの飛行帽には伝声管も付いている(吉川和篤撮影)。 開発当時は最新装備であった引込み脚を採用した主脚。模型は常に閉じられた状態だが、少し左脚とカバーが浮いた状態でリアルに見える(吉川和篤撮影)。 「soraかさい」の横には、姫路海軍航空隊の戦没者63名と訓練中に事故で亡くなった7名を偲んだ平和祈念(へいわきねん)の碑が作られており、毎年10月の第1日曜日には平和祈念式典が行われている(吉川和篤撮影)。 3年前に製作されて格納庫を模した災害用備蓄倉庫に展示される「紫電改」戦闘機の原寸模型。この機体も倉庫の後ろに建てられた「soraかさい」に移転し、4月から九七艦攻と共に展示される(吉川和篤撮影)。 兵庫県の加西市地域活性化拠点施設「soraかさい」で事前にお披露目された九七式艦上攻撃機の原寸模型。一般公開では天井から吊り下げられるので、この角度からは見えなくなる(吉川和篤撮影)。 機首のカウリング(エンジンカバー)は、前方に膨らんだ「光」3型エンジンを搭載した九七式一号艦上攻撃機の特徴を良く再現している。また胴体下面には80番爆弾(800kg)が懸吊されている(吉川和篤撮影) 垂直尾翼には姫路海軍航空隊の所属で、沖縄への特別攻撃を行った「白鷺隊」(はくろたい)佐藤清大尉機を示す「ヒメ-305」が描かれている。また尾輪前には空母の着艦用フックもある(吉川和篤撮影)。 関連記事 ウクライナ空軍「最新戦闘機」で一新へ? 中核は「グリペン」 カネの心配よりも大きなメリットとは? ガンダム世界の「地球連邦軍」なぜ一年戦争後“超絶ザコ化”したのか? 現実にもあてはまる「仕方ない」状況とは? 「日本一デカいアウトレット」さらに進化中! 将来は「未来の乗り物」のハブに? 歴史的な瞬間が公開 「空飛ぶホワイトハウス」から見た日本の絶景に反響多数! 「時代を超越した美しさ」との声も 鮮明な映像が公開 不審船や密漁船を見逃すな! 海保の新鋭「シーガーディアン」お披露目 なぜ“九州のローカル空港”が拠点に? この画像の記事を読む