「世界一厳しい航空会社」の旅客機に管制官が驚愕の発言→即処分! 「非専門的かつ不適切」…その内容は フランス

フランス・パリのシャルル・ド・ゴール空港が1機の旅客機に対し、通常の業務からはかけ離れた呼びかけを行ったとして、停職処分になったと報じています。

運輸大臣も「即処分」表明

 複数の海外メディアが、フランス・パリのシャルル・ド・ゴール空港が1機の旅客機に対し、通常の業務からはかけ離れた呼びかけを行ったとして、停職処分になったと報じています。

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エルアル・イスラエル航空の旅客機(画像:同社公式Facebookより)。

 現地メディアが報じるところによると、この航空管制官はフランス人で、シャルル・ド・ゴールを出発直後であったイスラエルの国営航空会社「エルアル・イスラエル航空」便に対し、「パレスチナを開放しろ」と航空無線を通じて放送を行ったということです。

 これをうけフランスのフィリップ・タバロ運輸大臣は公式SNSアカウントで事実を認めたうえ、この管制官を直ちに懲戒手続きし、業務から外したと投稿しました、一方エルアル航空は「非専門的かつ不適切」だとこの行為を糾弾したうえ、通常のやり取りとは大きく逸脱した今回の管制官の発言に対し、安全上の懸念も表明しています。

 なお、今回トラブルに遭遇したエルアル・イスラエル航空は、全旅客に対し通常の空港の保安検査に加え、会社独自のセキュリティチェックを実施するほか、機体に「フライトガード」と呼ばれるミサイル防御システムを備えるなどの措置を講じるなど、他社では見られないテロ対策を講じながらの運用を行っており、「世界一厳しい航空会社」と呼ばれることもあります。

【写真】えっ…これが「世界一厳しい航空会社」の意外なビジネスクラスです

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