零戦じゃない…? 岐阜の博物館にある謎のレプリカ機 『風立ちぬ』の技師が生んだ幻の世界水準機だった 読み込み中... 拡大画像 天井から吊り下げた状態で展示される十二試艦戦。この展示会場には階段を上がった場所に休憩スペースがあり、こうした横からの目線で機体を見学する事も可能である(吉川和篤撮影)。 拡大画像 左横の斜め後方から見た十二試艦戦の原寸模型。前方に傾斜したアンテナ支柱や水平尾翼の昇降舵下面には紡錘形の重りが付いたマスバランスが見える(吉川和篤撮影)。 拡大画像 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館で展示される、陸軍の三式戦闘機二型「飛燕」の実機と奥で吊り下げられた十二試艦戦。「飛燕」は以前に鹿児島県の知覧特攻平和会館に展示されていたが、その後の修復作業を経て現在はこちらで保存されている(吉川和篤撮影)。 拡大画像 十二試艦戦に改良を加えて1940年7月に制式採用された零式艦上戦闘機(零戦)一一型。瑞星一三型エンジン(875馬力)から栄一二型エンジン(940馬力)に換装されている(吉川和篤所蔵)。 拡大画像 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館の天井から吊り下げて展示される十二試艦上戦闘機(十二試艦戦)の原寸模型。木製だが試作機独自の細部や灰緑色の塗装色まで忠実に再現されている(吉川和篤撮影)。 拡大画像 三菱重工業の名古屋航空機製作所で組立てられる十二試艦戦の1号機、後方には2号機の姿も見える。同機は1939(年3月17日に完成し、4月1日に各務原飛行場で初飛行した(吉川和篤所蔵)。 拡大画像 下から見上げた十二試艦戦の原寸模型。操縦席下にあたる下面にはのぞき窓が、両翼下面には爆弾用と思われる懸吊架が見える。試作機時代の特徴であった2枚プロペラに注目(吉川和篤撮影)。 この画像の記事を読む