自衛隊の手本になるか? 空母の甲板に空軍戦闘機が並んだワケ「カヴール」来日で見た不思議な光景 読み込み中... 拡大画像 左舷側から見た空母「カヴール」。STOVL機の短距離離陸を補助するための「スキージャンプ台」と呼ばれる傾斜したスロープの形状が良くわかる(吉川和篤撮影)。 拡大画像 近くの丘陵に登って、見下ろす角度で撮影した空母「カヴール」。飛行甲板上には15機の航空機や2機のヘリコプターが並ぶ。また後方にはフリゲート艦「アルピーノ」の後方が見える(吉川和篤撮影)。 拡大画像 空母「カヴール」は大型揚陸艦としての役割もあり、航空機の代わりにアリエテ戦車ならば24両、水陸両用兵員輸送車ならば50両の収容が可能であり、右舷には大型の格納扉も設けられている(吉川和篤撮影)。 拡大画像 飛行甲板に並んだ「ハリアーII」。左から2機目は大型キャノピーを備えた訓練用の複座タイプである(吉川和篤撮影)。 拡大画像 イタリア海軍機と同タイプで、山口県岩国基地のアメリカ海兵隊で運用されるF-35B。2024年5月に開催された基地祭での公開風景(吉川和篤撮影)。 拡大画像 船尾から見た「カヴール」。2機のF-35Bと共に後面にはオート・メラーラ社製の25mm機関砲(中央)と76mm速射砲(右)が見える(吉川和篤撮影)。 拡大画像 右舷中央に設置された近接防御用のオート・メラーラ社製の25mm機関砲。左舷船首と船尾と共に合わせて3基を搭載している(吉川和篤撮影)。 拡大画像 右舷に設置された照明弾や敵ミサイルへの欺瞞用のデコイ・チャフを撃ち出す多連装ロケットランチャー(SCLAR-H)。左右舷側に2基搭載している(吉川和篤撮影)。 拡大画像 式典で整列した「カヴール」と「アルピーノ」の乗組員達。手前の赤い階級章の伍長勤務上等兵が被る水兵帽のペンネント(鉢巻き)には、イタリア語で「海軍航空部隊」と、その後方の2人には同じくイタリア語で「アルピーノ艦」という刺繍が入っている(吉川和篤撮影)。 拡大画像 空母「カヴール」広報担当の大尉。その右胸には空挺章が光っておりその理由を尋ねたところ、海軍アカデミー(大学)時代に志願してリヴォルノの空挺学校で取得したとの事(吉川和篤撮影)。 拡大画像 駐日イタリア大使館駐在武官のアントニアッツィ海軍大佐(右)と去年まで駐在武官であったアニャレッリ海軍大佐(左)。現在は米第7艦隊で連絡官として勤務している(吉川和篤撮影)。 拡大画像 空母「カヴール」の奥、いわゆる吉倉岸壁に停泊するフリゲート艦「アルピーノ」。同艦はカルロ・ベルガミーニ級フリゲートの1艦で、イタリア海軍の同クラスの来航も本邦初であった(吉川和篤撮影)。 拡大画像 スペースの関係で空母「カヴール」と一緒に接岸できないため、沖合に停泊する護衛艦「いずも」。今後、F-35Bを搭載可能な空母化への改造が予定されている(吉川和篤撮影)。 拡大画像 横須賀への到着初日の夜、ライトアップされた空母「カヴール」。昨年(2024年)に来航した哨戒艦「モロシーニ」も同様のことを行い、そのときほどの派手さはないが、艦橋側面の「550」の艦番号を中心にして、緑、白、赤のイタリア国旗の3色が投影されており、ヴェルニー公園を散歩する人々の目を引いていた(吉川和篤撮影)。 拡大画像 2024年8月22日の午前10時、横須賀基地の逸見岸壁に接岸しようとする空母「カヴール」。上部の球形レーダードームが特徴的な艦橋や船首のスキージャンプ台および76mm速射砲が見える(吉川和篤撮影)。 拡大画像 岸壁で開催された歓迎式典後に、ベネデッティ駐日イタリア大使を中心にして記念写真に収まる、「カヴール」と「アルピーノ」および「いずも」と「おおなみ」の艦長と乗組員(吉川和篤撮影)。 拡大画像 右舷後方に搭載された連絡艇2隻の上側、飛行甲板には3機のF-35Bが見えるが、いちばん左の「32-18」号機の尾翼に描かれた部隊マークは海軍ではなく空軍のもの(吉川和篤撮影)。 この画像の記事を読む