「昔は銃メーカーでした」 ルーツが意外すぎる世界のビックリ自動車企業 トホホな転身の理由も 読み込み中... 拡大画像 1961~1965年にかけて製造されたCZ250モデル455。高性能な拳銃やサブマシンガンの製造で定評のあるCZ社はかつてオートバイも製造していた。東西冷戦期には西側にも輸出され、チェコスロバキア(当時)の貴重な外貨収入となった(画像:パブリックドメイン)。 拡大画像 1921年に市販1号車を販売したイタリアのバイクメーカー・ベネリは、1980年代にブランドが休眠したことからベネリの名はショットガンや猟銃製造のほうが有名かもしれない。2005年に中国の銭江グループの傘下に入ったことでオートバイ製造を復活させ、現在、日本では400cc以下のバイクを中心に展開している。写真はベネリTNT249S(画像:プロト・ベネリ)。 拡大画像 ブローニング・ハイパワー自動拳銃やFNCアサルトライフルなどの軍用銃の世界で有名なベルギーのFN社は、1899年から1930年代後半まで高級車を中心とした自動車メーカーとして活動していた。写真は1931年型FN11CV1625カブリオレ。日本では青森県八戸市のツカハラミュージアムに1912年型FNが収蔵されており、見学が可能(画像:Robrob42 CC BY-SA 4.0、via Wikimedia Commons)。 拡大画像 シュタイア・ダイムラー・プフ社が開発・製造する4WDトラック「ピンツガウアー」をベースにした装輪装甲車「ベクター」(画像:イギリス国防省)。 拡大画像 トヨタ「GRスープラ」やBMW「Z4」などを委託生産するオーストリアのマグナ・シュタイア社の前身となるシュタイア・ダイムラー・プフ社は、1856年から続くライフルメーカーとしても知られている。ブルバップ式の軍用ライフル「ステアーAUG」などがその代表的な製品だ(画像:トヨタ)。 拡大画像 世界のベストセラー機関銃であるMINIMI。開発元はベルギーのFN社だが、同車は自動車も製造していた(画像:陸上自衛隊)。 拡大画像 自衛隊で運用される64式小銃(右手前)と20式小銃(左奥)。ともに豊和工業製(画像:陸上自衛隊)。 この画像の記事を読む