「3両の横浜市営地下鉄」覚えてますか? 路面電車からバス地下鉄 市営交通100周年で怒涛のラインアップ! トミーテック〈PR〉

横浜市営交通が100周年を迎えたことを記念して、模型メーカーのトミーテックから記念商品が発売されています。路面電車からバス、地下鉄にいたるまで種類は豊富。100年の歴史を模型で味わうことのできるラインナップです。

横浜市営交通の始まりは路面電車の市営化

 横浜市交通局が、1921(大正10)年に創立してから100年が経ちました。いまでは横浜市営地下鉄や横浜市営バスなどを運営していますが、もともと横浜電気鉄道株式会社を買収して路面電車を市営化したのが始まりです。1928(昭和3)年11月10日には市営バス、1959(昭和34)年7月16日にはトロリーバスの営業を開始しました。

 路面電車(市営電車)は最盛期には20路線もあり、横浜駅前を中心に北は六角橋、東は生麦、南は杉田、西は弘明寺までネットワークを形成。しかしモータリゼーションの進展により1972(昭和47)年4月1日で市営電車とトロリーバスは全廃となっています。ことし2022年は市電廃止から50年の節目でもあるのです。

 同年12月16日には地下鉄が伊勢佐木長者町~上大岡間で開業。この区間は現在のブルーラインの一部です。現在はあざみ野~湘南台間に路線が延長し、2008(平成20)年3月30日に開業の地下鉄グリーンラインとともに横浜市の主要路線となっています。

数多く発売された100周年記念商品

 横浜市営交通100周年だった2021年以降、Nゲージサイズの「鉄道コレクション」や「ザ・バスコレクション」などを発売するトミーテックが、その歴史を知ることもできる記念商品を各種ラインナップしています。

鉄道コレクション 横浜市営地下鉄1000形(非冷房車)3両セット

 横浜市営交通100周年企画第一弾として登場したのが、「鉄道コレクション 横浜市営地下鉄1000形(非冷房車)3両セット」です。

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正面から見た「鉄道コレクション 横浜市営地下鉄1000形(非冷房車)3両セット」の先頭車。
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登場時の非冷房で3両編成の1000形を再現した「鉄道コレクション 横浜市営地下鉄1000形(非冷房車)3両セット」。

 前述のとおり、1972年12月16日に伊勢佐木長者町~上大岡間で開業した地下鉄(現在のブルーライン)に投入されたのが1000形です。当初は3両編成でしたが、輸送量増強のため5両編成、6両編成と増え、冷房改造も実施されました。

 本商品は開業時から5両編成化されるまでの非冷房の1000形3両編成を再現したもので、価格は1セット5940円(税込)。別売りの動力ユニットとNゲージ用走行パーツを使用することで、Nゲージの線路上を走らせることができます。

全国バスコレ80 横浜市交通局

 第二弾は、1/80スケールのバスモデル「全国バスコレ80」シリーズ 横浜市交通局です。

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浅間町営業所所属の日野ブルーリボンの路線バス ハイブリッド車をモデル化した「全国バスコレ80<JH042>横浜市交通局」。
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「全国バスコレ80<JH042>横浜市交通局」のパッケージ。

 モデルは日野ブルーリボンの路線バス ハイブリッド車で、2018年度に導入された浅間町営業所に所属する7-3502号車がプロトタイプです。

 ユーザー取り付けのミラーパーツが付属します。価格は3300円(税込)です。

鉄道コレクション 横浜市電1150形1151号車(ツートンカラー)A
鉄道コレクション 横浜市電1150形1156号車(青帯)B

 第三弾として発売したのが「鉄道コレクション 横浜市電1150形1151号車(ツートンカラー)A」と「鉄道コレクション 横浜市電1150形1156号車(青帯)B」です。

 1150形は1952(昭和27)年から1955(昭和30)年にかけて22両が製造された車両です。1951(昭和26)年に製造された1500形をベースにコストダウンを図ったもので、1967(昭和42)年から1968(昭和43)年にかけてワンマン化改造されました。

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登場時のツートンカラーを再現した「鉄道コレクション 横浜市電1150形1151号車(ツートンカラー)A」。
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クリーム地に青帯のカラーを再現した「鉄道コレクション 横浜市電1150形1156号車(青帯)B」。

「鉄道コレクション 横浜市電1150形1151号車(ツートンカラー)A」は登場時のツートンカラー、「鉄道コレクション 横浜市電1150形1156号車(青帯)B」はワンマン化前のクリーム地に青帯のカラーをそれぞれ再現したものです。実車は1156号車が久良岐公園(横浜市港南区/磯子区)で静態保存されています。

 価格は各2750円(税込)で、別売りの動力ユニットを使用することで、Nゲージ鉄道模型として走行することが可能です。

ザ・バスコレクション 横浜市営100周年スペシャル

 1/150スケール Nゲージサイズのバスモデルを販売する「ザ・バスコレクション」でも、ブラインドパッケージで横浜市営交通100周年記念商品を発売しています。

 ラインナップは、富士重工業 5E、いすゞキュービック、三菱ふそうエアロスター(2種)、日野ブルーリボンHT/HU、西工96MC、日野ブルーリボンII、いすゞエルガ、日野ブルーリボン ハイブリッド、日野ブルーリボン(ピアラインカラー)、日野ブルーリボン(客船シャトルカラー)、日野セレガ。過去の車両から現行車種まで12種とシークレット1種の計13種類です。

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「ザ・バスコレクション 横浜市営100周年スペシャル」のラインナップ。
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横浜市営バスをデザインした「ザ・バスコレクション 横浜市営100周年スペシャル」のパッケージ。

 1ボックス12個入りで価格は1540円(税込)。ボックスのパッケージも横浜市営バスをイメージしたイラストとなっています。

 あわせて、18台が収容可能な「ザ・バスコレクション横浜市営100周年スペシャル専用ケース」も発売中。無塗装バス1台付きで価格は2420円(税込)です。

リニア地下鉄道コレクション 横浜市営地下鉄グリーンライン10000形(2次車)4両セットA
リニア地下鉄道コレクション 横浜市営地下鉄グリーンライン10000形(2次車・開業10周年記念装飾列車)4両セットB

 記念企画の最後は、「リニア地下鉄道コレクション」シリーズの横浜市営地下鉄グリーンライン10000形(2次車)です。

 2008年のグリーンライン開業時より10000形が使われていますが、2次車は2019年3月のダイヤ改正で輸送力増強を目的に増備された車両です。1次車とは前面の尾灯(後部標識灯)取り付け部の処理が異なるほか、前面ガラスの下に細いグリーン帯が追加されています。

 2次車は4両編成2本が製造されましたが、そのうちの1本(第16編成)はグリーンライン開業10周年を記念して、かつての市営電車をイメージしたラッピングがなされ、2018年2月25日より「グリーンライン10周年記念装飾列車」として運転されています。

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先頭部の細いグリーン帯も的確に再現した「リニア地下鉄道コレクション 横浜市営地下鉄グリーンライン10000形(2次車)4両セットA」の先頭車。
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細かなラッピングも再現した「リニア地下鉄道コレクション 横浜市営地下鉄グリーンライン10000形(2次車・開業10周年記念装飾列車)4両セットB」の先頭車。

「リニア地下鉄道コレクション 横浜市営地下鉄グリーンライン10000形(2次車)4両セットA」「リニア地下鉄道コレクション 横浜市営地下鉄グリーンライン10000形(2次車・開業10周年記念装飾列車)4両セットB」とも、動力ユニットや走行に必要なパーツを同梱したトータルセット。ユーザーが専用アーノルドカプラー(連結器)ユニットを取り付けることによりNゲージの線路上を走らすことが可能です。なおライトは非点灯、パンタグラフは非可動となっています。価格は1万7600円(税込)です。

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 以上のように市営電車からバス、地下鉄にいたるまで、トミーテックが展開したさまざまな横浜市営交通100周年記念商品は、鉄道模型専門店や全国の有名玩具店などで購入することができます。

>>鉄道コレクション・バスコレクションを詳しく見る

【了】

そんなバスもあったのか! トミーテックの100周年記念商品をもっと見る

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