タイヤのホワイトレターなぜいま新発売? トーヨータイヤ「OPEN COUNTRY R/T」〈PR〉

1970年代に国内でも流行した「ホワイトレター」入りタイヤを、トーヨータイヤが2020年に新発売します。なぜいまホワイトレタータイヤなのか、そしてどのように色付けされているのか、トーヨータイヤに話を聞きました。

ファッションもクルマもオシャレの基本は足元から

「タイヤはまっ黒なだけ」と思っていませんか。

「オシャレの基本は足元から」と言うように、クルマをドレスアップするときに「足元であるタイヤが、まっ黒なだけで困る」と悩んでいる人もいるはず。しかし、そんな人に嬉しいニュースがあります。それがトーヨータイヤから2020年2月に発売される予定の「OPEN COUNTRY R/T」の新サイズです。ただサイズが追加されるというだけでなく、そこに「ホワイトレター」付きが含まれているというのです。

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足元のワンポイント、ホワイトレターの入った「OPEN COUNTRY R/T」。写真はオートフラッグス(北九州市)による「デリカD:5」カスタマイズ(画像:トーヨータイヤ)。

「ホワイトレター」とは、タイヤのサイドウォール(側面)にあるブランド名や銘柄を白く着色したもので、アメリカで60年代から大人気となりました。レースシーンだけでなく、量産車でもスポーツカーをはじめ、セダンからSUVにまで幅広く採用されました。

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ホワイトレターそのものは小さいが、そのワンポイントが足元を引き締める(画像:トーヨータイヤ)。

 90年代以降の量産車では採用が少なくなりましたが、いまでもオフロード関係のドレスアップ・アイテムとして、ホワイトレター入りタイヤは日本で高い人気を誇っています。ホワイトレターの白い部分の寸法は小さなものですが、そのワンポイントがあるだけで足元にアクセントがつき、全体の印象をひきしめてくれるのです。

タイヤにホワイトレターをあしらうのはユーザーの要望

 しかし実際のところ、ホワイトレターのタイヤは種類もサイズも少ないため、「使ってみたいけど無理」と諦めていた人も多かったはず。そこへの朗報です。

「SUVユーザーからの要望に応えたというのが、今回の新サイズにホワイトレターを用意した理由です」と、トーヨータイヤのマーケティング担当者は説明します。

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ホワイトレターのラインナップは、ユーザーからの要望という。写真はロードハウス(埼玉県越谷市)による「デリカD:5」カスタマイズ(画像:トーヨータイヤ)。

 ポイントは、日本車向けにしっかりとサイズを合わせたところ。2020年2月に発売予定のホワイトレター入り「OPEN COUNTRY R/T」は「235/70R16」と「185/85R16」の2種類。235サイズは、たとえば三菱自動車の「デリカD:5」、185サイズは同じく、スズキ「ジムニー」のドレスアップに定番のサイズです。

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国内向け「OPEN COUNTRY R/T」は、ちゃんと日本の乗用車向けに作られたもの。海外のライトトラック用に比べ軽量で乗り心地もよいという(画像:トーヨータイヤ)。

 また、もうひとつの嬉しい点は、乗用車用に作ってあるところです。アメリカのライトトラック用の流用ではありません。日本の乗用車にあわせ、専用に設計されています。そのようなわけで、ライトトラック用タイヤと比べると構造的に軽量で、乗り心地に優れており、走行性能でも上質というわけです。

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「OPEN COUNTRY R/T」のホワイトレター部分。塗装ではなくゴムを成型しているため、色がはげることはない(画像:トーヨータイヤ)。

 そして肝心のホワイトレター部分ですが、タイヤの側面に白いゴムを埋め込んで、文字部分を凸型にし、そこの表面の黒いゴムを削って白いゴムを露出させる、という作り方をしています。塗装ではないので、色は剥げません。また、白いゴムであっても最新の技術で、耐久性は十分に高くなっているそうです。

タイヤそのものの性能は…?

「OPEN COUNTRY R/T」は、オフロードのトラクション性能とオンロードの走行安定性、耐摩耗性能をバランスさせた製品です。また、サイドウォールのデザインが1本のタイヤの左右で異なっており、シンプルな雰囲気とスタイリッシュな雰囲気、そのどちらを外側に向けるか、好みで使い分けることができます。「OPEN COUNTRYシリーズ」のなかでも、走行性能とルックスの両面を楽しめる、最も遊び心に富んだ製品といえるでしょう。

「まずは2種類のサイズですが、今後、ホワイトレター入りタイヤのサイズを増やしていく予定です」とはトーヨータイヤの担当者の弁。人気SUVなどのサイズが用意されるかもしれません。

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今後サイズのラインナップを拡充していくという「OPEN COUNTRY R/T」。写真はカースタイル(京都府久御山町)による「ジムニー」カスタマイズ(画像:トーヨータイヤ)。

 もしかするとトーヨータイヤに、あまりオフロードのイメージが持てないという人がいるかもしれません。

「弊社の『OPEN COUNTRY』シリーズの、日本での発売は2016年からですが、北米では2003(平成15)年に発売しています。また北米では、そのずっと前からトーヨータイヤのオフロード向けタイヤを販売していました。そうした歴史もあり、北米での『OPEN COUNTRY』シリーズの評価は非常に高く、洗練されたトップ・ブランドのひとつと認められています」と、トーヨータイヤのマーケティング担当者は自信をのぞかせます。

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「OPEN COUNTRY R/T」は2020年1月の「東京オートサロン」にも出展。写真はジャオス(群馬県榛東村)による「デリカD:5」カスタマイズ(画像:トーヨータイヤ)。

 また、発売に先駆けて2020年1月に幕張メッセで開催される「東京オートサロン」では、トーヨータイヤのブースにホワイトレターの「OPEN COUNTRY R/T」が確認できることでしょう。さらに有名ショップのデモカーにもいくつか提供されるようなので、実際に装着されたドレスアップSUVを目にすることができるかもしれません。ぜひ新年開催の「東京オートサロン」、チェックしてください。

●トーヨータイヤ「OPEN COUNTRY R/T」
https://www.toyotires.jp/product/oprt/

【了】

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Writer: 鈴木ケンイチ(モータージャーナリスト)

日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。自動車専門誌やウェブ媒体にて新車レポートやエンジニア・インタビューなどを広く執筆。中国をはじめ、アジア各地のモーターショー取材を数多くこなしている。1966年生まれ。

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