ミリタリーの記事一覧
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ロシア空軍に不可解行動 ウクライナの空で大損害を被るのも当然な「定石」軽視とは?
現代の戦争における、いわゆる「定石」といえるもののひとつが「航空優勢の確保」です。しかしウクライナに侵攻したロシア軍は、これを軽視あるいは無視したかのような不可解な作戦行動をとりました。どう読み解けるのでしょうか。
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駆逐艦「涼月」進水-1942.3.4 戦艦「大和」の水上特攻にも参加 奇跡の生還で同型最長寿
旧日本海軍の駆逐艦「涼月」が1942年の今日、進水しました。護衛任務に従事するなかで、アメリカ潜水艦から2度も雷撃を受けますが辛うじて帰投。戦艦「大和」とともに沖縄作戦にも参加しますが、満身創痍で生還を果たします。
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隠れた戦車王国ウクライナの先走りすぎた戦車T-64 大難航の開発から半世紀
およそ兵器というものは、誰でも使え、故障の少ない堅実なつくりをよしとするものですが、時として新機軸を盛り込んだ野心的なものが生まれます。旧ソ連時代にウクライナで作られたT-64戦車は、輪をかけて斬新すぎるものでした。
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ロシア使用の「燃料気化爆弾」は「TOS-1」か その兵器特性と見えてくる戦場の現状
ロシア軍がウクライナ軍との戦闘において、いわゆる燃料気化爆弾を使用したとの報道がありました。「燃料気化爆弾」にも様々な種類があり、地上兵器のTOS-1と見られます。その根拠と兵器特性、そこから見える現状などを解説します。
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「キエフの幽霊」って何者? ウクライナ空軍に1日で6機撃墜のエースパイロット誕生か
「エースパイロット」の称号は撃墜数を基にしていますが、このたびウクライナに、たった1日でエースになったパイロットが現れたといいます。その名も「キエフの幽霊」……なんだかできすぎなお話の気もしますが、果たして。
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ソ連から逃げろ! スターリンを悩ませたドーリットル8番機問題とその乗員の「脱出劇」
日本を初めて空襲したことで知られるドーリットル爆撃隊、その8番機は予定を大きく外れウラジオストク付近へ着陸しました。ソ連から準捕虜の扱いを受けるその乗員たちが演じた「決死の脱出劇」を追います。
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原因はまたも「バーティゴ」か 空自小松基地F-15DJ墜落 優秀パイロットを襲った悲劇
石川県の小松基地を離陸したF-15DJが墜落し、乗員が犠牲になりました。その要因として真っ先に推定されるもののひとつが空間識失調、いわゆる「バーティゴ」と呼ばれる現象です。どのようなものなのでしょうか。
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ナチスドイツ再軍備の象徴 戦艦「ビスマルク」進水-1939.2.14最後は英国の執念に根負け
ドイツ海軍の戦艦「ビスマルク」が1939年の今日、進水しました。旧式とされた「バイエルン」級戦艦ゆずりの設計思想は、イギリス艦隊の猛攻にさらされながらも威力を発揮。戦闘能力を失いつつも浮いていました。
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海外軍事作戦に米が通す「スジ」 ISIS指導者を米特殊部隊が急襲 その根拠はどこに?
米軍特殊部隊がどこぞの国に潜入しテロリストと戦う、というのは、映画など創作物だけのお話ではありません。とはいえそうした軍事作戦を展開することは、どういう理屈で可能になっているのでしょうか。その根拠などを解説します。