伊→独→日に所属、三国同盟の象徴のような潜水艦 黒潮に沈んだあまりに数奇な運命 読み込み中... 拡大画像 1944年初頭、ドイツ海軍所属となった「UIT-25」(トレッリ)に乗艦していた、おもに機関士であったイタリア人乗組員達。写真はシンガポールの写真館で撮影されたもので、全員がドイツ海軍の正式な軍装を着用している(吉川和篤所蔵)。 拡大画像 1942年頃、大西洋での任務を終えてボルドーのイタリア潜水艦基地ベータソムに帰還したマルコーニ級潜水艦「ルイージ・トレッリ」。作戦中に爆雷攻撃を受けたのか艦首にはダメージ跡が見られる(吉川和篤所蔵)。 拡大画像 1942年頃の潜水艦「ルイージ・トレッリ」。1941年1月から翌年2月までに大西洋上で敵艦7隻計4万2850トンを撃沈している。1943年の輸送用改造では艦橋の13.2mm連装機関銃を除いて甲板上の100mm砲は撤去された(吉川和篤作画)。 拡大画像 大西洋に繋がったジロンド川に面した南仏ボルドーのイタリア潜水艦基地ベータソムの全景。最大で20隻近くの潜水艦隊が停泊可能で、T字形をした人口港の中央上には計3隻収容可能の二つのドライドックが見える(吉川和篤所蔵)。 拡大画像 1944年8月、日本に到着して瀬戸内海を航行する「UIT-24」(カッペリーニ)号。船体はイタリア潜水艦時代の、透明度の高い青色の地中海に適した、明るいグレーに塗られたまま(吉川和篤所蔵)。 拡大画像 イタリア海軍の「コマンダンテ・カッペリーニ」からドイツ海軍の「UIT-24」を経て、日本海軍の「伊503」潜水艦となった頃の日本国内での撮影。船体は明るいグレー塗装のままであった。(吉川和篤所蔵)。 この画像の記事を読む