山あいの旧海軍「地下ひみつ基地」 特攻の赤とんぼ練習機 忘却の“最高機密”を甦らせた! 読み込み中... 拡大画像 原寸模型で再現された木製の2枚プロペラや日立「天風一一型」空冷星形9気筒エンジン(340馬力)。最大速度は214km/h、航続距離は1017kmであった(吉川和篤撮影)。 拡大画像 2階の展望エリアから見下ろすと、「赤とんぼ」原寸模型の前方の操縦席や後方の教官席も計器板や操縦桿がきちんと再現されていることがわかる(吉川和篤撮影)。 拡大画像 人吉海軍航空基地跡の全体見取り図を示したパネル。太平洋戦争後半に滑走路端の河岸段丘崖に多数のトンネルが掘られ、様々な基地施設や工場として使用されていた(吉川和篤撮影)。 拡大画像 地下施設の一部は公開されており、写真の九一式魚雷の原寸模型が設置された航空魚雷調整室へのガイドツアー(入館料に含む)以外にも、地下兵舎壕や作戦無線室のオプションツアー(別途有料)も行われている(吉川和篤撮影)。 拡大画像 「山の中の海軍の町 にしき ひみつ基地ミュージアム」で展示される九三式中間練習機の原寸模型。練習機のため複座であり、外観は「赤とんぼ」の由来となった鮮やかな橙色となっている(吉川和篤撮影)。 拡大画像 機体の下にフロートを取り付けた水上機型の九三式水上中間練習機(K5Y2)。こちらの機体は橙色ではなく銀色に塗られていた(吉川和篤所蔵)。 拡大画像 展望エリアに登って右斜め上後方から見ると、九一式中間練習機から受け継いだ後退角のある上主翼の様子がわかる。この原寸模型は茨城県の(株)日本立体が担当した(吉川和篤撮影)。 拡大画像 「山の中の海軍の町 にしき ひみつ基地ミュージアム」のモダンな建物外観。中には海軍ゆかりの品々や「赤とんぼ」原寸模型と共に艦上攻撃機「流星」の実物風防も展示され、カフェや売店も充実している(吉川和篤撮影)。 この画像の記事を読む