なぜ「人間誘導のミサイル」開発に至ったのか 埼玉に残る特攻兵器「桜花」完全レストアされた姿 読み込み中... 拡大画像 風防を後方にスライドした「桜花」の操縦席。初期の風防は後部までアクリルガラス製であった(吉川和篤撮影)。 拡大画像 本体から外されて展示される火薬推進式の固体ロケットエンジン。母機から切り離された後、ロケットは9秒間燃焼して最高速度に達した(吉川和篤撮影)。 拡大画像 右斜め後方から見た「桜花」。水平尾翼に付いた2枚の垂直尾翼やロケットエンジンを外して空の状態の胴体尾部に注目(吉川和篤撮影)。 拡大画像 忠実に復元された弾頭部。ここは、「頭部大金物」の秘匿名称で呼ばれて機首に搭載された。実物はクロムモリブデン鋼製で重量1204kg、炸薬重量518kg(九一式爆薬)であった(吉川和篤撮影)。 拡大画像 主翼の補助翼や尾翼の方向舵、昇降舵に取付けられていた振動抑制用のマスバランス(重り)の実物展示(吉川和篤撮影)。 拡大画像 「桜花」一一型の実物外版。内側の一部にはオリジナルかどうか不明ながら緑色の塗料が残っている(吉川和篤撮影)。 拡大画像 復元された初期生産型用の計器板。左上の赤い棒は信管安全装置解除レバーで、滑空練習機(K1)にのみ見られる旋廻計は取付けられていない(吉川和篤撮影)。 拡大画像 一部だけ現存する「桜花」の木製主翼。国内の金属不足とレーダーに映りにくくする目的で設計当初は全木製の仕様が求められたが、機体強度が不足するために主翼だけにとどまった(吉川和篤撮影)。 拡大画像 航空自衛隊入間基地の歴史資料館「修武台記念館」で展示される、実物のロケット機「桜花」一一型。レストア後、胴体は機首で分離され、再生された木製の主翼と共に構造がわかる見せ方となっている(吉川和篤撮影)。 拡大画像 実機の横で展示される、母機の一式陸攻と「桜花」一一型の模型。両機の大きさの違いが一目で良くわかる(吉川和篤撮影)。 拡大画像 修武台記念館のロケット機「桜花」一一型は、構造がわかりやすい様に実物の胴体と共に復元された木製の主翼、尾翼、弾頭部などが、それぞれ少し離れた状態で展示されている(吉川和篤撮影)。 この画像の記事を読む