ガソリン「入れっぱなし」でも大丈夫? 使用期限は? あまり乗らない人ほど要注意「最悪だと燃料漏れも」
ハイブリッド車やPHEVを含め、ガソリン車の燃料は入れっぱなしにしておくと、どうなってしまうのでしょうか。
「最後に給油したのいつだっけ…」そのガソリン使える?
ハイブリッド車やPHEV(プラグインハイブリッド車)など、燃費性能の高いクルマがどんどん増えています。こうした状況で、いっそう足が遠のくのがガソリンスタンドです。最後に給油したのがいつだったか、すぐに思い出せないドライバーも少なくないのではないでしょうか。

では、ガソリンは入れっぱなしにしておいても大丈夫なのでしょうか。
結論から言うと、あまり長期間ガソリンを入れっぱなしにしておくのは推奨されません。ガソリンには食品の消費期限のように、明確な使用期限は定められていません。しかし、石油製品は時間の経過とともに劣化していくものであり、基本的には“生もの”と考えるべきだと言われています。
たとえば備蓄用の軽油や灯油は、直射日光を避け、涼しい場所に密閉して保存した場合であっても、業界団体は使用推奨期限を6か月としています。ガソリンも同等に考えてよいと関係者は話します。
大手石油元売り会社のなかには、ガソリンの使用推奨期限は密閉状態で冷暗所に保管した場合でも「一般的に3か月が目安」としている企業も。ただし、ガソリンは保存環境によって光や空気の影響を受けると、劣化速度が大きく変わってきます。そのため、具体的な使用期限は敢えて明示していないようです。
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