カスタムカー「HOTROD」は禁酒法が由来!?「警察を振り切れ!」運び屋の道楽、いまやアメリカ文化の代名詞に 読み込み中... ドラッグレースを走る1955年型シボレー。フロントアクスルを軽量な物に交換し、スタート時に後輪にトラクションがかかることを目的に高く持ち上げたGASSER(ガッシャー/ギャッシャー)仕様のドラッグマシン(画像:Arkland[CC BY-SA 4.0])。 フォード・モデルTラナバウト(T型フォードの2座オープン)をベースにしたSTREETRODで、独特の形状から「Tバケット」(T型フォードのバケツ)の異名を持つ(山崎 龍撮影)。 1932年にフォードがモデルB用に開発した3.6L「フラットヘッド」V型8気筒サイドバルブエンジン。このエンジンは人気がありHOTRODに流用されることも多く、その後のアメリカ車に大きな影響を与えた(山崎 龍撮影)。 大衆車初のV8エンジン搭載車となったフォード・モデルBのSTREETROD。厳密には直列4気筒エンジン搭載車をモデルB、V型8気筒エンジン搭載車をモデル18となるが、現在では両車をひとまとめにモデルBと呼称することが多い(山崎 龍撮影)。 ボンネットからブロワー(スーパーチャージャー)が突き出た1968年型ダッジ・チャレンジャー。HOTRODの1ジャンルでドラッグレーサーを公道仕様にしたプロストリート仕様(山崎 龍撮影)。 アメリカの禁酒法は飲酒による健康被害と犯罪撲滅を目的に施行されたが、結果として密造酒の横行や犯罪組織の拡大という深刻な治安悪化をもたらした(画像:パブリックドメイン)。 フォード・モデルAをベースに初期のHOTRODのスタイルを再現したカスタムカー。このような1949年以前のHOTRODをとくにSTREETRODと呼ぶ(山崎 龍撮影)。 この画像の記事を読む