超~~~長い「伝説のロングシート」とは? 各地のラッシュ輸送を担った「座席と吊革だけの動くハコ」が造られたワケ 読み込み中... 拡大画像 秋田に配置されていたオハ41 2101の車内。奥までズラリと並ぶロングシートとつり革が独特の光景を生み出していた。オハ41 2101は、もとオハ35系の二等車オロ40 2024を格下げ改造したオハ55 2024を、さらに通勤用に改造した車両(画像提供:ポム氏) 拡大画像 撮影時には岡山配置だったオハ41 54。こちらもオロ40形を格下げ改造したオハ55形を経て、オハ41系に編入。50番台で区別された。連結面上部が「張り上げ屋根」となっていたのが特徴(画像提供:ポム氏)。 拡大画像 岡山に在籍していたオハ41 351。350番台は元「特ロ」のスロ51形のため、間隔をあけてずらりと並ぶ小窓を備えていた。特ロ時代はドアが1か所だったため、通勤用改造時にドアを増設している。種車はスロ51 21(画像提供:ポム氏)。 拡大画像 オハ41 502。スロ51 43からの転用だが、のちに緩急車に改造された経緯があるため、500番台で分けられていた(画像提供:ポム氏)。 拡大画像 車両内部の多くをロングシートが占める車両はほかにもある。国鉄時代の郵便車・荷物車・事業用車を改造した123系電車のトップナンバー、クモハ123-1もそのひとつだった(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 端に寄った旅客用ドアの間はすべてロングシート。写真からも、その長さがうかがい知れる(遠藤イヅル撮影)。 拡大画像 オハ41系の改造種車の一種だったスロ52形は、北海道・美瑛で居酒屋に改造されて現存。スロ51 8として1950(昭和25)年に製造後、北海道向けのスロ52 4に改造。最終的には保健車のスヤ52 2となり、1986(昭和61)年に廃車(遠藤イヅル撮影)。 片側4ドアの一般的なロングシート(国鉄形103系電車)。ドアもなくひたすら長いロングシートの通勤用客車は、103系と同時期に登場している(画像:PIXTA)。 拡大画像 通勤用客車オハフ41形200番台。基本的に高い等級の客車を改造したオハ41系のなかで例外的に普通の客車だったスハフ42 形をロングシート化した車両。山陰本線下関口の行商列車用だった(画像提供:ポム氏)。 この画像の記事を読む