わずか1.4度でも「きつい坂」 上り下りが苦手な鉄道の苦労と工夫 読み込み中... 線路のあいだに見えるギザギザのラックレールに機関車の歯車をかませて90‰(約5.1度)を登坂する大井川鐵道のED90形電気機関車(児山 計撮影)。 スイスのユングフラウ鉄道もラックレールを用いている(2015年9月、太田幸宏撮影)。 新幹線を乗り越す上野東京ラインの線路(左の複線)。パワーのある電車限定の線路とすることで急勾配を容認している(児山 計撮影)。 約17kmにわたって33‰(約1.9度)の勾配が続く近鉄大阪線の青山峠を21000系「アーバンライナーplus」は130km/hで登坂するが、坂を下るときはブレーキ距離の関係で105km/hに制限される(児山 計撮影)。 箱根登山鉄道の80‰勾配。角度にするとわずか4.6度だが、鉄道にとっては破格の急勾配となる(児山 計撮影)。 王子駅前~飛鳥山間の66.7‰(約3.8度)の坂に挑む8500形。電車にとっては急勾配だが区間は1km足らずのため特別な装備なしで登坂する(児山 計撮影)。 最大50‰(約2.9度)の勾配がある神戸電鉄では、下り勾配での暴走を防ぐために特別な電気ブレーキを装備している(児山 計撮影)。 関連記事 「突然ドカンドカンと2度にわたる鈍い音」 日本戦艦「金剛」の最期 海の「生き地獄」から生還した士官の手記【大戦「その時」】 西武の駅ビル「ペペ」営業終了 新宿線のターミナル本川越で34年の歴史に幕 駅の改札も一部閉鎖 新宿⇔奥多摩を「特急」が直結! “東京の最西端”まで乗り入れる列車が今週運行へ 車内販売も実施 京都と下関を結ぶ「なが~い夜行特急」来年も運転へ 山陽本線を全線走破! 所要は13時間半超え これがリニアの「本番仕様」だ! 金属むき出しの“新型車”に試乗 “黙って背もたれ倒す人”とかどうでもよくなる劇的進化!? この画像の記事を読む