秘蔵シーン続出! 昨年完全退役の“JAL最小”旅客機、HAC「サーブ340B」が本気動画で蘇る

もう見られないシーンがいっぱいです。

3機で延べ約385万人を運ぶ

 JAL(日本航空)グループの公式YouTubeアカウントに2022年2月7日(月)、北海道を拠点とする地域航空会社、HAC(北海道エアシステム)で2021年12月まで運用されていたターボプロップ旅客機「サーブ340B(SAAB 340B-WT)」の退役記念動画が掲載されました。

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商用運航最終便として拠点の丘珠空港に到着したHACのサーブ340B(2021年12月26日、乗りものニュース編集部撮影)。

 HACのサーブ340Bは1998(平成10)年から運航開始され、計3機体制で道内路線を中心に23年間ものあいだ活躍。席数は36で、JALグループで最小の旅客機でした。HACでは2021年11月をもって、後継主力機となる欧州ATR社製のATR42-600の導入が完了。サーブ340Bはこれと入れ替わる形で退役となりました。

 時間は5分ほどで、サーブ340Bの外観や機内、退役直後の映像を主軸に、同機に長く携わったパイロットや客室乗務員、整備士などのコメントなども交えつつ展開します。

「他の機体では自動化されているようなものが、パイロットの操作に任されていた部分もあり、すごいパイロットに近い飛行機だなと感じました」(HACのパイロット)
「あちこちが壊れるということもなく、整備士にとってありがたい飛行機でした」(HACの整備士)
「振動と音があるところが、飛行機らしいと感じました」(HACのCA)

 HACによると、動画は社員有志により制作されたもの。なお、同機に乗った乗客数は、3機で述べ約385万人にものぼるそうです。

【了】

【写真特集】さーっと見る!HAC「サーブ340B」の機内

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