巨大な護衛艦「かが」空母化へ大きく前進!初めて着艦したF-35戦闘機に「粋な塗装」も!? 海自が画像公開
「いずも」の試験時にもF-35に護衛艦のエンブレムが描かれていました。
始めて着艦したF-35Bの尾翼に記念エンブレム
海上自衛隊は2024年10月21日、軽空母化改修が進む護衛艦「かが」艦上に、ステルス戦闘機F-35Bが初めて着艦したと発表。画像も公開しました。
「かが」は、ヘリコプターを複数同時運用できるいずも型護衛艦の2番艦として、2017年に就役。基準排水量1万9500トン、全長248mにおよび、海上自衛隊では最大の戦闘艦艇です。
「第1回特別改造工事」が2024年3月29日に完了しており、米カリフォルニア州サンディエゴ沖でF-35Bの艦上運用試験を行うべく、9月に海上自衛隊呉基地(広島県呉市)を出港していました。
F-35Bの艦上運用試験は、10月5日(土)から11月18日(月)まで、アメリカ海軍と海兵隊の支援を受けて実施。「かが」にF-35Bが初めて着艦したのは10月20日です。主に、F-35Bの短距離発艦や垂直着陸、艦上運用について試験を行うとしています。
今回、「かが」に着艦したF-35Bは、アメリカ海兵隊の第23航空試験評価飛行隊の機体です。公開された画像を見ると、機体の垂直尾翼には、艦上運用試験を記念するエンブレムが描かれています。
海上自衛隊の護衛艦に固定翼戦闘機が着艦したのは、2021年に同型艦「いずも」にF-35Bが着艦して以来2度目となります。「いずも」にアメリカ海兵隊のF-35Bが着艦した際には、機体の垂直尾翼に「いずも」のエンブレムが描かれていました。
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