「世界初の独自開発超音速ジェット機」操縦の様子は? 「21世紀のコンコルド」製造社の試験機 圧巻の映像が公開
これは貴重!
JALも出資する「21世紀のコンコルド作るぞ計画」
アメリカのスタートアップ企業「ブーム」が、テスト機「XB-1」のテストフライトを操縦席視点から見た動画を公式SNSアカウントで公開しています。同社では超音速旅客機「オーバーチュア」の開発を進めており、XB-1は「オーバーチュア」実用化のために開発された機体で、世界初の独自開発超音速ジェット機(the world’s first independently developed supersonic jet)といいます。
動画はチーフ フライト テスト エンジニアのNick Sheryka氏のナレーションのもと、パイロットの目線でXB-1の 4回目のテスト飛行を見られるというもの。動画は20分間にわたり、コクピットからの離着陸や旋回の様子のほか、テストフライトの追跡機から見たXB-1のフライトなどを見ることができます。
「XB-1」は、ブームが独自開発したジェット機で、全長は71フィート(約22m)あり、機体後部にはゼネラルエレクトリック(GE)社が設計したジェットエンジンを3つ搭載、主翼は高速飛行に適したデルタ(三角)形状となっています。
ブームは2014年に設立されたスタートアップ企業で、JAL(日本航空)も出資しています。今後、同社は民間向けの超音速旅客機「オーバーチュア」を開発する計画で、すでに航空会社からの事前注文も獲得しているほか、JALも優先発注権を取得しています。もし「オーバーチュア」が実用化された場合、2003年に退役した「コンコルド」以来の超音速旅客機の出現となります。
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