旅客機「ドシンと着陸」 実は理由あり! どんな時でナゼなのか ANAパイロットに聞く

旅客機に乗っていると、まれに着陸時「ドシン」と衝撃が強くかかるケースがあります。実は場合によっては、こちらの着陸の方がよいケースがあるとANAのパイロットは話します。その理由などを聞きました。

積雪時や凍結時の着陸は「しっかり」がベスト

 旅客機に乗っていると、「本当に接地したのか」と思うような衝撃が非常に少ないときもある一方で、着陸時「ドシン」と衝撃が強くかかるケースがあります。ごくまれにそれに驚いて声を上げる乗客も。

 一般的には「着陸は衝撃が少ない方がグッド=操縦がうまい」と考えてしまいそうですが、現役のANAのパイロットによると必ずしもそうとは言えないそうです。

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着陸するANA機(2020年、乗りものニュース編集部撮影)。

「お客様の感覚では衝撃の少ないほうが良い着陸と思われるかもしれませんが、滑走路が凍結していたり、積雪があったりするときには、あえて接地点を延ばさずに少ししっかり目に接地させます。その時はスムーズというよりも、”ドン”と感じるくらいの衝撃で着陸させるほうがベターです。パイロットは状況に応じて、どの程度の強さで機体を地面に接地させるかを考えて操縦しています」(ANAのパイロット)

 あえて「しっかり目に着陸」しているとのことですが、これにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

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コメント

1件のコメント

  1. 民間ジェット旅客機の機長をしているものです。この手のお話をもう何度も目にしますが、ちょっとだけ私見を申しますと。
    パイロットも人の子、うまく行く日もあればそうでない日もあります。
    毎回違う空港、気象条件、進入方式、着陸重量、機体の状態などある中で、毎回スムーズに着陸出来るではありません。その日の体調も影響しますしね。特に風の影響は大きいと思います。
    スムーズに着けるつもりが、風が変わって最後に落とされることもあります。逆もあります。
    でもひとつ知っていただきたいのは、いずれの着陸も安全性を担保した上で行っているということです。そうでなければやり直します。私はそんなに上手だと思ってませんし、いつも自分の思い通りに離着陸出来ると思うなど、おこがましいと思っています。