海自の「最新ステルス艦」が南シナ海へ! 日英伊“3か国艦隊”が実現 貴重なショット公開

次期戦闘機の共同開発だけでなく、艦艇の共同訓練もやってます。

護衛艦「やはぎ」と英伊の軍艦が共同訓練

 海上自衛隊は2025年5月7日、護衛艦「やはぎ」が南シナ海でイギリス海軍の哨戒艦「スぺイ」、イタリア海軍のフリゲート艦「アントニオ・マルチェリア」と共同訓練を行ったと発表し、訓練の様子を捉えた画像も公開しました。

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護衛艦「やはぎ」(画像:海上自衛隊)

「やはぎ」は海上自衛隊で最新となる、もがみ型護衛艦の5番艦で、京都府の海上自衛隊舞鶴基地に所在する第14護衛隊に配備されている艦艇です。今回は、「令和7年度インド太平洋方面派遣(IPD25)」の第1水上部隊として派遣されました。

 訓練では、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けてイギリス海軍やイタリア海軍との連携を強化すべく、戦術運動訓練を行ったとしています。日英伊の3か国は、次期戦闘機の共同開発を進めていますが、艦艇の共同訓練も実施した形です。

「やはぎ」と共に訓練を行ったイタリア海軍の「アントニオ・マルチェリア」は、同国の主力水上戦闘艦であるカルロ・ベルガミーニ級フリゲートの8番艦で、2019(令和元)年に就役。全長142m、全幅19.4m、満載排水量は5950トンと、もがみ型護衛艦よりも少し大きなサイズです。

 イギリス海軍のリバー型哨戒艦「スぺイ」は、2021年からインド太平洋地域に常駐配備されており、日本にも定期的に寄港しています。

【画像】ついに実現!これが南シナ海を航行した「日英伊の3か国艦隊」です

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