誰もがスペシャルな時間を過ごせる「京都鉄道博物館ナイトミュージアム」 キヤノンのミラーレス「EOS Rシステム」のすごさを体験!〈PR〉

日本を代表する鉄道ミュージアムのひとつ「京都鉄道博物館」を夜間に貸し切り、キヤノンの最新ミラーレスカメラを体験できる――そんなスペシャルなイベント「キヤノンマーケティングジャパン株式会社 presents 京都鉄道博物館 ナイトミュージアム」の様子を紹介します。

営業終了後の京都鉄博を400人で貸切!

京都鉄博ナイトミュージアムを体験! 動画撮影はキヤノン「EOS R5」を使用

 キヤノンマーケティングジャパンが2022年9月10日(土)、京都鉄道博物館(京都市下京区)で「キヤノンマーケティングジャパン株式会社 presents 京都鉄道博物館 ナイトミュージアム」を開催しました。京都鉄道博物館での「ナイトミュージアム」は2021年12月に続く2度目であり、営業終了後の17時30分から2時間、抽選で当選した200組400名だけが、夜のミュージアムをたっぷりと楽しめるというイベントです。

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「キヤノンマーケティングジャパン株式会社 presents 京都鉄道博物館 ナイトミュージアム」の様子(2022年9月10日、栗原 景撮影)。

 今回はキヤノンの最新機種である「EOS R7」と「EOS R10」、そして「EOS R6」がレンズとともに無料で貸し出され、館内で自由に撮影ができました。EOS R SYSTEMのタッチ&トライコーナーもあり、普段はショウルームや店頭などでしか試せない最新のEOSシリーズを、存分に体験できるのです。

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EOS R7(画像:キヤノン)。
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EOS R10(画像:キヤノン)。

 筆者(栗原 景)は「写真も撮るライター・ジャーナリスト」。鉄道写真家の先生ほどの技量はありませんが、初代「EOS kiss Digital」以来のEOSユーザーで、北陸新幹線の開業以来、「EOS 7D Mark II」を愛用してきました。「そろそろRシリーズにステップアップしたいな……」と思っていたところ、今回のイベントに参加できたというわけです。

最新のAPS-Cハイエンドミラーレス「EOS R7」を体験

 イベントは17時30分にスタート。参加者が多かったので、私は落ち着いた頃を見計らって館内に入ります。

 カメラは3機種から選べましたが、私の選択は「EOS R7」。今年(2022年)6月に発売されたばかりの、EOS RシステムのAPS-Cハイエンドモデルです。「7D Mark II」から「7」の名称を受け継ぎつつ、メカシャッターで最高15コマ/秒、電子シャッターで30コマ/秒の高速連続撮影機能を実現しました。デュアルピクセルCMOS AF IIは、撮影画面の全域で高精度な測距を実現しています(一部のレンズとの組み合わせを除く)。

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筆者はキヤノン「R7」にレンズ「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM」を組み合わせて撮影に挑んだ(2022年9月10日、乗りものニュース編集部撮影)。

 列車のような動体の撮影にも最適な「R7」ですが、注目は、ボディ内手ブレ補正機能です。IS機構を搭載した対応RFレンズと組み合わせれば、ボディ側とレンズ側の手ブレ補正機能が協調し、最大8.0段の手ブレ補正効果が得られます。今回ボディと一緒にお借りしたレンズ「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM」との組み合わせでは最大7.0段。夜間開催である「ナイトミュージアム」で手持ち撮影をするのに最適な機能です。

 初めて手にした「R7」の第一印象は、「軽い!」というもの。レンズとバッテリー込みでも922gです。これでフルサイズ換算29-240mmをカバーし、なおかつ上述した最大7.0段の手ブレ補正機能までつくとは、すごい時代になったものです。約236万画素のOLEDカラーファインダーも実に明るく鮮明で、かつて気になったタイムラグは皆無。基本的な操作方法は「7D Mark II」の時代から変わらず、ボディサイズとボタン/ダイヤル類の位置にさえ慣れれば、すぐに使いこなせそうです。

» さらに詳しいキヤノン「EOS R7」の情報はこちら

国鉄の全盛期を象徴するクハネ581形の内部を特別公開!

 さて、最初のお目当ては、本館1階に展示されているクハネ581形。昼は座席特急、夜は寝台特急として走った世界初の「寝台電車」581/583系の先頭車で、2012(平成24)年まで大阪〜新潟間の定期夜行急行「きたぐに」(臨時「きたぐに」は2015〈平成27〉年終了)などに使用されていました。1960年代、旅客輸送量の増加に車両と車両基地の整備が追いつかず、昼も夜もフル稼働できる特急形電車として開発された車両です。普段、車内に立ち入ることはできませんが、今回の「ナイトミュージアム」では特別に内部が公開されました。

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京都鉄道博物館所蔵のクハネ581形。普段は車内へは立ち入れない(画像:京都鉄道博物館)。

 ほかの参加者と一緒に並び、車体後部の貫通扉から車内に入ります。見学時間は3分ほどですが、一組ずつ見学するので、落ち着いて観察や撮影ができます。車内は後方24席分が座席状態に、前方20席分が三段寝台の状態にセットされていました。

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世界初の「寝台電車」の車内。後方24席分は座席状態にセッティング(2022年9月10日、栗原 景撮影)。
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前方20席分は三段寝台の状態に(2022年9月10日、栗原 景撮影)。
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下段は幅106cmと開放型A寝台よりも広かった。窓側上方にスペースがあり、頭を潜り込ませて車窓を眺めたもの(2022年9月10日、栗原 景撮影)。
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中段寝台。中段と上段は14系などと同じ寝台幅70cmだが登場時は画期的な広さだった(2022年9月10日、栗原 景撮影)。

 狭い空間に複雑な機構が組み込まれているクハネ581形の車内を撮ろうとすると、広角18mmではちょっと画角が狭いかもしれません。そこで、マウントアダプター「EF-EOS R」を介してEF-Sマウントの超広角レンズ、「EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM」を使用しました。

 EF-Sマウントは、レンズ側の手ブレ補正機能を利用できるうえ、AF精度もEFマウントのカメラを使用した場合とほぼ変わらず、車内の様子をしっかり撮ることができました。APS-Cに対応したRF-Sレンズは今後さらに充実していくと思いますが、入手しやすく実績のあるEFレンズを使えるのは心強いですね。

【夕暮れ、回る機関車を手持ちでこの完成度!】ほか「ナイトミュージアム」の様子をたっぷり見る

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Writer: 栗原 景(フォトライター)

1971年、東京生まれ。旅と鉄道、韓国を主なテーマとするフォトライター。小学生の頃から各地の鉄道を一人で乗り歩き、国鉄時代を直接知る最後の世代。出版社勤務を経て2001年からフリー。多くの雑誌や書籍、ウェブに記事と写真を寄稿している。主な著書に『東海道新幹線の車窓は、こんなに面白い!』(東洋経済新報社)、『テツ語辞典』(誠文堂新光社/共著)など。

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