東京にも寄港した「巨大空母」が長旅終える 8か月の“超なが~い航行ルート”映像で公開
イギリス国防省は、インド太平洋地域に長期展開していた空母「プリンス・オブ・ウェールズ」が帰国したと発表しました。
8か月にわたる航行ルートが映像で航海
イギリス国防省は2025年11月30日、今夏に日本に寄港した空母「プリンス・オブ・ウェールズ」が帰国したと発表。約8か月間にわたった長期の航跡ルートを映像で公開しました。
「プリンス・オブ・ウェールズ」は、イギリス海軍史上最大の軍艦であるクイーン・エリザベス級航空母艦の2番艦です。満載排水量は約6万8000トン、全長は284mあり、F-35B戦闘機や各種ヘリコプターなど合わせて最大48機を搭載・運用することができます。
「オペレーション・ハイマスト」と名付けられたこの遠征作戦には、イギリス海軍から約2500人、同空軍から約600人の要員が参加。4月にポーツマスを出港し、約8か月間にわたって、インド太平洋エリアを巡航しました。
8月には、海上自衛隊の護衛艦「かが」と共同訓練を実施したほか、在日米軍横須賀海軍施設と東京国際クルーズターミナルに寄港しました。
東京国際クルーズターミナルを出港した「プリンス・オブ・ウェールズ」は、津軽海峡を通って日本海に展開。航空自衛隊とも共同訓練を行いました。イギリスへの帰途には、第二次世界大戦中に日本海軍の攻撃を受けて沈没した先代の戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」と「レパルス」の追悼行事も日英合同で開催されています。




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