砂漠にズラリ日本車 中東最大の中古車市場@ドバイを歩く ランクルから消防車まで 取引額は? 読み込み中... 拡大画像 三菱ふそうのマイクロバス「ローザ」。日本で使われていた時のラッピングがそのままになっており、それが「日本から輸入した日本車」というステータスシンボルにもなっているようだ。(布留川司撮影)。 拡大画像 中古救急車が並べられたエリア。塗装やサイレンだけでなく、中にはストレッチャーなどの備品もそのままだった。海外で見かける日本製の救急車の一部はDAZのようなマーケットを経由して輸出されている。(布留川司撮影)。 拡大画像 トヨタの「クラウン」。高級グレード車ゆえの信頼性の高さから、旧モデルであっても海外では人気が高い。(布留川司撮影)。 拡大画像 「これぞ、クラシックカー!」とも言えるアメ車も売られていた。全般的にくたびれた感じで、再び乗るにはかなりのレストア作業が必要。クラシックカーマニアの富裕層に需要があるのかもしれない。(布留川司撮影)。 拡大画像 トヨタの「ランドクルーザー」の左ハンドルモデル。不整地での走行も多い地域では、信頼性の高い日本車の四駆は人気が高い(布留川司撮影)。 拡大画像 国産トラックが並ぶ。手前がトヨタの「ダイナ」のダブルキャブで、奥が三菱ふそうの「キャンター」(布留川司撮影)。 拡大画像 トラック専門の販売店に並ぶ国産トラックの列。1~2トンの小型車が中心で、輸送費などを考えるとこの辺りのサイズが売れ筋なのだろう(布留川司撮影)。 拡大画像 エンジンのコンディションをアピールするかのように、運転席を倒して展示しているトラック群。中古車なので買い手は車を細部まで確認する。(布留川司撮影)。 拡大画像 売られているトラックのボディに貼られた「ビックリマン」シール。日本で使われていた時のオーナーの痕跡は、こうしてさまざまな形で残っている(布留川司撮影)。 拡大画像 「フジサワ・モーターズ」という日本名の販売店。DAZでは日本人オーナーの会社はないようだが、日本で出稼ぎ経験のある外国人は多く、そんな彼らが当時に因んだ名前を付けているとのこと。(布留川司撮影)。 拡大画像 DAZのメインゲート脇にあるオフィスビル。輸出用の証明書等で若干の書類作業が必要になるが、売買のやりとり自体は現場の販売店で行なう。基本的に値段表記は無く、中東流の丁々発止の交渉術が試されるようだ。(布留川司撮影)。 拡大画像 展示されていたダンプのキャブには、日本で使われていたときの社名や登録ナンバーがそのまま。「日本から来た、日本の中古車」というステータスシンボルとして残されている。(布留川司撮影)。 拡大画像 DAZの入り口にある案内板。オフィス、銀行、モスクなど共有施設の案内だけで、販売店やお目当ての車は、自身で場内を回って探す必要がある。販売店の看板も、撤退した前の会社のものがそのままになっていて、参考にならない場合が多い(布留川司撮影)。 拡大画像 DAZのメインゲート。車の場合は守衛のチェックを受けるが、筆者が行った時は徒歩の場合の入退は自由であった(布留川司撮影)。 拡大画像 ドイツの有名メーカーベンツの高級車。ブランドイメージではドイツ車の方が人気が高く、日本車は「安くて丈夫」という質実剛健なイメージのようだ。DAZに来る時に乗ったタクシーの運転手に「自分で買うならベンツ、仕事で買うなら日本車だし、実際このタクシーもそうだ」と言われた。(布留川司撮影)。 拡大画像 パキスタン人が経営するレジアスエースの専門店。古いモデルだがパーツ類のストックも豊富で、整備や修理も自社で対応可能だという。(布留川司撮影)。 拡大画像 並べられた業務車両。ダンプやタンクローリー、高所作業車など豊富に揃っているが、DAZのトラック専門店はそれほど多くなく、全体としては乗用車の販売店の方が多数派。(布留川司撮影)。 拡大画像 日本でもよく見かけるトヨタのハイブリッドカー「プリウス」。周辺が砂漠のためか長く置かれた車は、このように砂まみれになっていることが多い。(布留川司撮影)。 拡大画像 日本ではお馴染みの軽トラも販売。アメリカでは滅多に見かけない車種だが、国際的な中古車マーケットで販売されているということは、一定の需要が海外でもあるということなのだろう(布留川司撮影)。 拡大画像 日本車のマイクロバスの展示エリア。そのまま残された塗装を見ると、前職はスクールバスから旅館の送迎車までバラエティが豊か。(布留川司撮影)。 拡大画像 ボディに保護フィルムを貼って売られている車。状態も良く数も多いためディーラーから入手した新古品なのかもしれない。車種はスズキの「スイフト」のようだが、フロントのデザインが若干ことなり、海外で生産されたモデルの模様(布留川司撮影)。 拡大画像 シェル石油で使われていたタンクローリー。塗装だけでなく、後部には搭載物を示す回転表示板もそのまま。日本らしい泥よけに書かれた安全標語が目を引く(布留川司撮影)。 拡大画像 販売されているトヨタの「ランドクルーザー」。この車は左ハンドルの海外仕様車で、日本以外の国からも多くの車が持ち込まれている(布留川司撮影)。 拡大画像 かつては日本で活躍したであろう日産車ベースの消防車。車体だけでなくホースなどの器具もそのまま。トラックなどの作業車は、日本で使われたままの状態で売られているものが多い(布留川司撮影)。 拡大画像 日本でも事業車両として人気の高いトヨタの「ハイエース」。グリルのデザインから分かる通り2013年以降のマイナーチェンジした新しいモデル(布留川司撮影)。 この画像の記事を読む